『パシフィック231』(英語:Pacific 231 - 原題もフランス語ではなく英語)は、アルテュール・オネゲルが1923年に作曲した管弦楽曲。指揮者のエルネスト・アンセルメに献呈された。オネゲルの代表作の1つとされている。 同時代のフランス国鉄の蒸気機関車。前方(左)より車輪が2-3-1と並んでいるのが確認できる。 タイトルの『パシフィック231』は、蒸気機関車の車軸配置をあらわしている。フランス式で "231" と表現される車軸配置はいわゆる「車輪配置 4-6-2」、アメリカ式の俗語では「パシフィック("Pacific")」という呼称が与えられているもので、先軸、動輪、後軸の軸数が順に2-3-1(つまり車輪の数は順に4-6-2となる)のものである。従って "231" の日本語での読み方は「にひゃくさんじゅういち」ではなく、「に・さん・いち」である。「パシフィック」「231」それぞれが