「年貢を納めて村民になろう!」というちょっとユニークなコピーで、2015年に話題を集めたのが、以前当サイトでも紹介した「シェアビレッジ」。秋田県五城目(ごじょうめ)という小さな町にある古民家を「村」に見立て、年貢(会費)を負担すると村民になれて、古民家での暮らしを体験できるというもの。開村から1年、運営して得られた収穫と課題とは? 茅葺き屋根の古民家で話を聞いてきた。 みんな村民になりたい? 集まった村民は1500人超! シェアビレッジがあるのは、秋田県五城目町という小さな町。秋田県といえば高齢化率や人口減少率といった、ややさみしいニュースで耳にすることが多いが、今、この五城目町には、このシェアビレッジをはじめ、新たな移住者がやってきていて、にぎわいをみせているという。 「村民はいつでも自分の村に行き、古民家で暮らしを体験できるというコンセプトや、年貢や一揆、寄り合いというネーミングなどが