混み合う電車で、足を投げ出して座るのはマナー違反だ。車内放送でも注意を呼びかけているが、なかなかなくならない。そこで電車の車両をつくるメーカーが、座席の工夫で解決しようと取り組み始めた。 東京の新橋と豊洲の間を結ぶ新交通システム「ゆりかもめ」。1月から順次置き換えている新型車両の座席は、座る面をひざ側に9度上向くようにした。こうすると、座った人は自然にかかとを引く姿勢になるという。狭い車内でも乗客がスムーズに乗り降りできるように、車両をつくる三菱重工業が工夫した。 ゆりかもめの運営会社は、足の投げ出しや、足を座席に乗せるなどの「座り方」に対する乗客からの苦情に頭を悩ませていた。だが、新型車両の乗客からは、一切寄せられていないという。担当者は「座席の機能の工夫でマナーの改善につながり、ありがたい」と話す。 日立製作所も、座面の奥行きが… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお
欧米の高級ブランドをめぐるビジネスが、様変わりしている。日本では、権利者とライセンス契約を結んだ企業が販売を手がけるのが主流だったが、最近はブランドそのものを買収して、アジア市場に乗り出すケースが目立ち始めた。 スポーツ用品国内大手デサントの2014年度の売上高は、過去最高の1200億円となる…
《あらすじ》大正初め、大阪・岸和田の呉服商に生まれた小原糸子(尾野真千子=写真)は、ドレスに魅せられ洋装店を開く。夫は戦死し、女手ひとつで3人の娘を育てる。モデルはファッションデザイナーのコシノ3姉妹の母、小篠綾子さん。 NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」が好調だ。大阪・岸和田を舞台にした“女の一代記”が視聴者を引き込むのは、従来の朝ドラにはない仕掛けにありそうだ。その魅力を、大阪出身の作家、柴崎友香さんと、テレビドラマ・映画「モテキ」監督の大根仁さんが語る。 ■演技秀逸、「業の肯定」も新鮮 大根仁 ――歴代ヒロインと今回の糸子は何が違うのでしょうか。 大根 芯の強さが尋常じゃない。自分で人生を切り開いて成長し、周りも成長させていくのは、見ていて気持ちいいし、かっこいい。でもやっぱり、尾野真千子の演技ですね。 柴崎 本当にうまい。娘時代、娘が3人いる時、その年代の顔にちゃんとなって
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