毎年、冬になれば、インフルエンザの流行が気になってくる。インフルエンザは普通の風邪と異なり、のどの痛みや鼻汁に加えて、39℃の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など、全身に症状が出て、けん怠感も強いのが特徴だ。 さらにインフルエンザは、しばしば細菌感染を伴う気管支炎や肺炎などを併発して重症化することがあるため、やっかいである。特に、成人に比べて体が弱い子どもや高齢者では、インフルエンザの流行が始まると気が抜けない。 これまで、インフルエンザの治療は難しかったが、現在はインフルエンザウイルスを短時間に検出できる診断キットや、さまざまな抗ウイルス薬が登場し、以前より診断も治療も容易になった。 このように、西洋医学での治療法は充実してきているが、漢方医学でも、忘れてはいけない有効な薬がある。それが、「麻黄湯(まおうとう)」である。 麻黄湯は、医師用の漢方エキスの添付文書にも、「インフルエンザ(初
湿性物質との接触が予想されるときには予防具を用いる。 湿性物質に触るとき→手袋 口・鼻の粘膜が汚染されそう→マスク 衣服が汚れそうなとき→プラスティックエプロン・ガウン 飛沫が目に入りそうなとき→アイシールド・ゴーグル 顔、目、口、鼻の粘膜が汚染されそうなとき→フェイスシールド
(Vol. 29 p. 246-247: 2008年9月号) 梅毒の届出において、先天梅毒以外の早期顕症I期、早期顕症II期、晩期顕症、無症候梅毒の4つの病型では、届出基準として、発疹からの病原体の検出(パーカーインク法)あるいは、血清抗体の検出(カルジオリピンを抗原とする検査、トレポネーマを抗原とする検査のいずれもが陽性であること)の検査診断が必要とされている。さらに無症候梅毒では、陳旧性梅毒を除外するため、カルジオリピンを抗原とする検査(RPR カードテスト、凝集法、ガラス板法)で16倍以上であることとされている(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-11.html参照)。 本月報Vol.23 No. 4「<特集>梅毒2001年現在」に掲載した1999年4月~2001年12月の梅毒患者の病期別の年齢(
上腸間膜動脈性十二指腸閉塞(上腸間膜動脈症候群)(じょうちょうかんまくどうみゃくせいじゅうにしちょうへいそく(じょ) Arteriomesenteric duodenal compression syndrome (Superior mesent 概要 十二指腸水平脚が上腸間膜動脈(SMA)によって圧迫されることにより閉塞し、嘔吐や腹部膨満などの腸閉塞症状を引き起こす疾患である。1842年にRokitanskyにより初めて報告された。急性に起こることもあるが多くの場合慢性間欠的であり、15~30歳の比較的若い痩せ型の女性に多いとされる。 病因 十二指腸水平脚は前方をSMA、後方を大動脈および脊柱に挟まれるように走行する。SMA症候群をきたす要因として、1)SMAと腹部大動脈の分岐角が通常よりも鋭角であること。これは痩せた体型とか内臓下垂、脊椎前彎の増強、腹壁の弛緩などの体格的な
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