慶応大学は10日、薬学部の40代男性教授が研究費計約500万円を不正に受けとったなどとして、2日付で懲戒解雇したと発表した。国からの研究資金も一部含まれているという。 慶応大によると、教授は参加したセミナーの主催企業から旅費をもらったのに、大学にも請求。インターネットで購入した航空券を旅行業者で購入したようにみせかけて、手数料分を上乗せして請求。学生らに支払われた旅費の一部を徴収するなどして、2011年から研究費を不正に受給していたという。 ほかにも、公的資金の助成を申請する際、申告書にうそを書いたり、半期計15回の担当授業を数回しかやらなかったりしたなど不適切な行為があったとされる。今年1月、内部告発で発覚した。 約500万円の使途は分かっておらず、慶応大は今後、刑事告発についても検討する。
病院や医療系団体のホームページが外部から不正アクセスを受け、ホームページを一時閉鎖するケースが相次いでいる。日本赤十字社(日赤)で今月3日、支部のホームページが外部から不正アクセスを受けたことが判明。6月には福岡市内の病院で不正アクセスの被害が出たほか、香川大医学部附属病院でパソコンがウイルスに感染していたことが分かった。被害を受けた病院などは、安全性の向上や再発防止を図る方針を示している。【新井哉】 日赤によると、3日夕、福島県支部のホームページが外部から不正アクセスを受けたことが分かった。念のため、全支部・施設のホームページを一時閉鎖し、点検を実施。問題がないと確認できた支部・施設から順次再開している。 一般の個人情報は保存していないため、利用者に影響はないが、日赤はホームページに「多大なご迷惑、ご不便をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます」などと記載。安全性の向上と再発
新国立競技場建設の費用負担をめぐり八日、国と東京都が事務レベル協議を始めることを決めたが、都の負担額で調整の軸となるのは、国が要請してきた約五百億円だ。大会組織委員会会長の森喜朗元首相は石原慎太郎元知事の時代から都に負担を要請してきたとするが、石原氏は本紙の取材に「(森氏と)話したことはない」と明言。納税者の目が届かないところで、何が決められてきたのか。 (北爪三記、沢田敦) 「東京都も少し負担してくれてもいいんじゃないかという話になったのは石原さんの時代からなんです」。森氏は六月三日に都内で開かれた講演で、費用負担の経緯を語りだした。日本体育協会長を務めていた森氏は、当時の石原知事と頻繁に会っていたという。 五輪招致に失敗した二〇一六年大会は、都が主会場を中央区晴海に建設する計画だった。国際オリンピック委員会に提出した立候補ファイルによると、建設工事費は八百九十八億円。「その時は国と都で
厚生労働省は来年4月をめどに、医師が高齢者らの自宅を定期的に訪れて診察する「訪問診療」の専門診療所を認める方針だ。外来患者に対応する診察室や医療機器がなくても開設を認める。政府は高齢者が病院ではなく自宅で治療する地域包括ケアを推し進めている。訪問診療に専念する医師を増やし、退院した患者の受け皿をつくる。訪問診療の患者の8割以上は「要介護」と認定された高齢者だ。外来で病院に行くことが難しい。訪
この白いカラスは、羽を広げると体長がおよそ50センチほどで、全身が真っ白な羽根で覆われているほか、通常は黒いくちばしや足も薄いピンク色になっています。 このカラスは9日も住宅の屋根や電柱で黒いカラスに混じって飛び回ったり羽休めをしたりする様子が見られました。 写真を撮影した大矢さんは「最初見たときはハトかと思ったので、カラスだと分かったときは驚きました。地域で静かに見守っていきたい」と話していました。 日本野鳥の会香川県支部によりますと、この白いカラスは額が平たい形をしていることやくちばしが細長いことから「ハシボソガラス」とみられ、突然変異で色素が十分に作れなくなり白くなったのではないかということです。 日本野鳥の会香川県支部の矢本賢支部長は「体の特徴からカラスだと判断できる。白いカラスはほかの県での目撃例はあるが香川県内ではほとんど見つかっておらずとても珍しい」と話していました。
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