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2006年11月20日のブックマーク (2件)

  • 今週読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

    魔術師エベネザムと (クレイグ・ショー・ガードナー) 不肖の弟子 ISBN:4150204128 詩を詠む悪魔 ISBN:4150204160 ジョナサンと宇宙クジラ(新装版) (ロバート・F・ヤング) ISBN:4150115842 アメリカミステリ傑作選2000 (アンソロジー) ISBN:4887241747 戦後少女マンガ史 (米沢嘉博) ISBN:なし g:neo Autumun2006 (同人誌) ICBN:4-00-4989-X(雑誌:69114-19) エベネザム 魔法使いは如何にして生計を立てるのか、とか。コメディ・ロードムービー風・ファンタジー。 ジョナサンと宇宙クジラ 棚のどこかにある旧版が見つからなくてついつい新装版を買ってしまうのは良いカモだなあ、と思いつつ。宇宙クジラを美少女として擬人化、なんていうのは誰かが30年前に通り過ぎてるんだろうなあ、とか。 アメリカ

    今週読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明
  • Krafty | 『g:neo』個別感想

    それでは個別の作品に対して抱いた感想を書いていくことにする。 まず始めに断っておくと、その冊子の質に見合った十分に興味深い作品ばかりが収められており、これで三百円というのはいくらなんでも安過ぎるというのが正直な感想だ。文学に真摯に向かっている方も、文学という領域で悪ふざけを狙っている方も、どちらも読者を舐めているという印象は微塵もない。明らかに読ませることを狙った巧みな作品ばかりだ。それを踏まえた上で、以下の文章は書かれている。 なお、どの感想も基的にガチである。 ・id:nand『夢の逆十字』 漱石の『夢十夜』を始めとして、過去の様々な怪談や小説をサンプリングして取り込んだ形で構成されている。「おまえ」に呼びかける形で書かれたこの作品はその文体故の切迫感や迫力に満ちていて、展開される世界の突拍子もなさや荒唐無稽さを一種の幻想小説としてそのまま飲み込ませてしまう筆力を感じ