北海道、関西、四国、九州の4電力は、原子力規制委員会が新規制基準を8日に施行するのに合わせ、5原発計10基の原発再稼働審査を同日中に申請すると、いっせいに名乗りを上げました。5日、規制委が明らかにしました。9日以降の申請を表明している原発を含めると、早期の再稼働申請を表明している電力会社の原発は5電力7原発計14基になり、国内にある50基の4分の1以上にあたります。 8日に申請するのは、北海道電力泊原発1~3号機(北海道泊村)▽関西電力大飯原発3、4号機(同県おおい町)▽関電高浜3、4号機(福井県高浜町)▽四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)▽九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)。 また、九電は玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の申請を12日に向けて準備中で、東京電力も柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県柏崎市、刈羽村)の申請を表明しています。 早期の再稼働をねらう原発のうち、関電