著名な脱北者で人権活動家のパク・ヨンミ(29)が、米国の右翼系メディアで人気を博していると米紙「ニューヨーク・タイムズ」が伝えている。 北朝鮮を逃れた体験をつづった手記や講演活動を通じて「人権セレブ」となったパクは、米国の教育機関は左翼に洗脳されており、「われわれの国家や文明が直面している最大の脅威だ」などと主張。右派のテレビ番組やポッドキャストに出演し、保守系の大学やシンクタンクに招かれて講演をしているという。 かつての支持者は当惑 同紙によると、パクは2007年に13歳で母親と北朝鮮を脱出し、韓国で脱北者をテーマにしたバラエティ番組に出演。14年にはダブリンで開催された“若者のダボス会議”とされる「ワン・ヤング・ワールド」で講演し、国際的な知名度を上げた。その後、米コロンビア大学で人権について学び、20年に卒業。翌年に米国籍を取得し、現在は米ニューヨークで暮らしている。
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