ブックマーク / geopoli.exblog.jp (19)

  • リベラリズムの終わり? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は、久々に曇って夕方には冷たい雨になりました。 さて、今回も以前紹介した記事の要約です。ちょっと長いのですが、その内容はかなり考えさせてくれるものです。 なぜアメリカではトランプが選出され、欧州では反EUの機運がここまで高まってきているのか、その原因をリベラル派の無理な考え方にあると分析した記事です。 === リベラリズムの終わり? by ダミール・マルージック 2017年11月1日 「べつに私はトランプ支持者というわけではないんですよ。ただ、あなたが擁護しようとしている土台そのものすべてを、あなた自身がぶち壊しにしているんですよ」 このようなこじれた感情のおかげで、私は過去10ヶ月間において私よりもはるかに執拗にトランプ大統領に反対している人々と、無数の議論を行うはめになった。 私はワシントンDCに住んでいる。この地域に住む人々は、先の大統領選で90.9%という圧倒的な割合

    リベラリズムの終わり? | 地政学を英国で学んだ
    confi
    confi 2018/01/09
    トランプを選んだのは民主主義が健全にシステムとして機能してるからだって言い切ってて痺れたぜ
  • なぜ北朝鮮に文句を言わないのか | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は曇っておりまして、かなり涼しくなってます。 さて、久々にコメントを。 つい先日の話ですが、夏休みがもう終わろうという8月29日の早朝に、北朝鮮が津軽海峡上空を越えて弾道ミサイルを発射しました。 これによって全国瞬時警報システム(Jアラート)というシステムが作動し、主に東北を中心に携帯電話などから警告が鳴り響いたり、鉄道各社が運行を見合わせるなど、一時的に日各地で混乱が発生しました。 もちろんこのニュースを聞いて 「またミサイル発射実験か」 と感じたかたもいらっしゃるとは思いますが、今回が前回までと違ったのは、北朝鮮が予告なしに実験を行い、しかもJアラートが実際に鳴らされたという点です。 とりわけこのJアラートの作動は、それを聞いたほとんどの国民に対して「警戒すべきだ」という心理的なインパクトを与えたように思えます。 幸か不幸か、私の住んでいる地域ではJアラートは発動しなか

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    confi 2017/09/02
  • トランプ政権を警戒する米国のインテリジェンス関係者 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたしても晴れておりますが、風が吹いてて寒いです。 さて、すでにご存知かもしれませんが、トランプ政権発足間近な時にイスラエル側からリーク記事が出てきました。 その内容は、アメリカの諜報機関関係者が、イスラエルとの同関係者との非公式会合で「トランプ政権にき情報渡さないほうがいいぞ」と忠告していたというものです。 その元ネタとなるハーレツ紙の記事の要約を。 === 米政府のインテリジェンス関係者がイスラエルの同業者に対してトランプ政権と情報共有しないよう警告 イスラエル政府のインテリジェンス関係者は、トランプ政権下の米政府関係者に対して、機密情報を漏らすとロシアやイランにまで情報が広がることを懸念していることを、今週木曜日のイスラエルの日刊紙でロネン・バーグマン記者が報告。 この懸念は最近まで非公開の会合で語られていたものであり、トランプやその関係者とモスクワのプーチン政権との

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    confi 2017/01/16
  • ローマ帝国を崩壊させた「難民危機」 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から晴れました。そろそろ涼しすぎるくらいですね。 さて、昨日の放送(https://youtu.be/aWaIX4TwdmU)でも触れた、ローマの「難民危機」の話を扱った記事の要約です。 ==== ローマ帝国を死滅させた難民危機からわれわれは何を学べるのか By エリック・シグリアノ EU離脱を決めた英国からカレーの難民キャンプ、さらにはドナルド・トランプの想像上の国境の壁まで、難民や移民の流入に対する不安は最高潮に達している。 オバマ政権は先日2017年度に前年と比べて30%多い11万人の難民受け入れ計画があると発表して共和党から非難されたが、それでもカーター・レーガン時代にソ連圏やキューバから受け入れた数よりもはるかに少ないのだ。 政治家たちは「前例のない」移民の圧力について口ごもったり扇動したりしているが、実際は同じようなことが1640年前の欧州、つまりローマ帝国の

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    confi 2016/10/12
    最初の間違いが「大規模な集団を同じ場所に住まわせた」というのが業が深い。バラバラに移住させれば有耶無耶に抹殺できたわけだ。
  • トルコのクーデターはなぜ失敗したのか | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はどんよりとした曇り空です。まだ梅雨は明けないのでしょうか。 さて、今回のトルコでのクーデター未遂事件に関して、デビュー作で『クーデター入門』を書いているブログでも同じみのルトワックが、さっそくフォーリン・ポリシー誌に興味深い記事を掲載しておりましたので、その要訳を。 === トルコのクーデターはなぜ失敗したのか by エドワード・ルトワック 「軍事クーデター成功のためのルール」の第2条は、実行に参加しない機動部隊(これには当然だが戦闘機の飛行大隊なども含む)は、動員不可能の状態にしておくか、介入してくるには遠すぎる場所に置いておくべきである、というものだ(サウジアラビアの陸軍の部隊が首都から遥か離れた場所に配置されているのは、まさにそのような理由からだ)。 ところが今回のトルコのクーデター計画者たちは、実行に参加しない(戦車、ヘリ、そして戦闘機)部隊を活動不能にしておくこ

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    confi
    confi 2016/07/17
    街頭に出ているのは野郎だけってのは言われてみればそうだな。アベをとにかく悪いものに例えたがってるだけのバカとは別次元の分析だ。
  • カーナビで劣化する人間の脳 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はよく晴れて気温も上がりました。まるで春でしたが油断は禁物です。 さて、前回の放送(http://www.nicovideo.jp/watch/1455881590/https://www.youtube.com/watch?v=qZKPDyBBAXw)でも解説した、カーナビというテクノロジーが人間の脳や能力に劣化を引き起こしているとする記事の要約です。 この結論なんですが、暗い話かと思いきや、ちょっと話を拡大しながらも、意外に味のある終わり方をしていて、思わず「うまい!」と言ってしまう書き方です。 === カーナビを信じるな? By グレッグ・ミルナー 16-2/11 NY Times 今月のはじめにアメリカ人のノエル・サンティラン氏は、アイスランドに旅行にでかけた。空港からすぐ近くの首都レイキャビクのホテルまでレンタカーを借りたのだが、その際にカーナビを頼りに運転を始めた

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    confi 2016/03/05
  • なぜビジネスマンは政治家に向かないのか | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から曇っておりまして、時折小雨になるような状態です。 さて、先週の放送(http://www.nicovideo.jp/watch/1456284440)でも解説しましたが、タイム紙のコラムニストがアメリカの「トランプ旋風」に対して、やや冷ややかな視点から興味深いコラムを書いておりましたので、その要約を。 ビジネスマンと政治家には求められるスキルが違うことをよく言い表した、とても優れた記事です。 === なぜビジネス界のスターはダメな政治家になるのか by ダニエル・フィンケルステイン 16-2/17 The Times 1933年2月1日のことだが、著名な新聞のコラムニストのウォルター・リップマン――彼はアメリカのエスタブリッシュメントの思慮深く健全な代弁者である――は、重要なメッセージを携えて、大統領に選ばれたばかりの人物の待つジョージア州に向かった。 その人物とは、

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    confi
    confi 2016/03/05
    これって決められない政治を肯定してるよね。そういうのを受け入れられる人ってあんまりいないんじゃないかな。
  • 傷つきやすい中国の人民 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたしてもよく晴れております。 さて、前回の放送(http://www.nicovideo.jp/watch/1455102138)でも触れた、イギリスのエコノミスト誌による、中国人民の「傷つきやすい感情」について調べてみたという内容の、皮肉のスパイスが良く効いた記事の要約です。 === 可哀想な中国:あんなに巨大でとんでもなく傷つきやすい 16-2/6 The Economist ●今年の1月のことだが、スウェーデン人のピーター・ダーリン氏が北京で逮捕された後にテレビで「私は中国人民の気持ちを傷つけてしまいました」と公開で「告白」をしている。 ●この告白にはいくつかの不穏な側面がある。それは、北京で法律事務所を運営していたダーリン氏(彼は後に国外追放となった)に圧力がかけられていたことも含まれる。ただ、北京政府はなぜこのような言葉を彼に言わせたのだろうか? ●もちろん中国

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    confi
    confi 2016/02/17
  • 日韓合意について米専門家の見解 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から快晴です。真冬にしてはそれほど寒くないと感じるのは私だけでしょうか? さて、昨年末の電撃的な日韓合意ですが、この問題について追いかけているアメリカの研究者の見解について探していたらFP誌のサイトにリンド教授の簡潔なインタビューがあるのを教えてもらいましたのでその要約を。 ======  日の巧妙な「自責の念」の知恵 ●第二次大戦中に日軍によって女性や少女が性奴隷を強制された、いわゆる「慰安婦」を巡る、長年にわたる外交面での停滞に終止符を打つために交わされた日韓国による今週の月曜日(12月28日)の合意は、ジョン・ケリー米国務長官を含む人々に、その直後から賞賛を受けている。 ●NYタイムス紙の社説では両政府がこの問題について「終わりを求めたことで賞賛されるべきである」と書いており、英ガーディアン紙もこの合意を「明らかな前進だ」と書いている。 ●ところが国際政治

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    confi
    confi 2016/01/05
    “Q:中国が国際的に何か謝ったことがあるでしょうか? A:私の知る限りないですね。”
  • ドイツのアフガニスタン派兵 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はずっと小雨が降っておりました。とりあえず半袖でよかったのが救いですが。 さて、火曜日に放送予定の特集コーナー(http://live.nicovideo.jp/gate/lv232059814)で詳しく話す予定のドイツの派兵についてですが、とりあえずポイントだけ先にブログで触れておこうと思います。 すでにご存知のかたもいらっしゃると思いますが、ドイツは2001年9月11日のアメリカにおける連続テロ事件をきっかけとして、2002年からアフガニスタンに関する二つの作戦・任務(OEFとISAF)に参加しております。 日と同じく敗戦側の枢軸国でありながら、ドイツはすでにこの作戦で戦闘を行い、5000人以上の兵の規模の派兵と50人以上死者を出しているわけですが、そこでの経験についてまとまった報告や書籍が最近良いものが出てきましたので私も読んでみました。 そしてこれは安保関連法案が

    ドイツのアフガニスタン派兵 | 地政学を英国で学んだ
    confi
    confi 2015/10/30
    マイクロマネージメントとかアメリカに流れで付き従ってたりで大局的な議論ができないとか不気味なほど日本に似てるな
  • 日本とアジアは未来志向で行きましょう | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から小雨が降っておりまして、半袖では寒いくらいです。 さて、昨日の放送(http://www.nicovideo.jp/watch/1440561913)でも触れたように、少し前に香港在住の中国系のジャーナリストが安倍談話に関する意見をカナダの経済新聞に書いておりましたので、その要訳を。 思ったより評価が高かったのが印象的です。 === 日とアジアは戦争を離れて未来に向かうべき by フランク・チン http://www.theglobeandmail.com/globe-debate/japan-asia-must-move-on-from-the-war/article25991832/ ●安倍首相は期待されていた戦後70周年の談話で下手にからまれることはなかった。首相自身が指摘したように、人口の80%は戦後生まれであり、いずれそれが100%になる。たしかに潮時であ

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    confi 2015/08/27
  • 歴史学者たちの傲慢さに気をつけよう | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は当に真夏でした。ピークですね、これは。 さて、だいぶ以前からぼんやりと考えていたことを書いておきたいと思います。 すでに告知させていただいたように、私は現在、次に出るの訳出作業の最終追い込み段階に入っているのですが、ここ数日間とりくんでいるテーマが、なんと核兵器に関するもの。 「なんか物騒なテーマですねぇ」とお感じになる方もいらっしゃると思いますが、原著者はなんといってもレーガン政権で核戦略をアドバイスしていた人物ですから、この分野が専門領域であり、色々と言いたいことがあったようで色々と書いており、こちらも勉強になってます。 ただしこれを訳していて私が個人的にあらためて感じたのは、やはり「戦略はフィクションである」ということです。 というのも、グレイ自身はソ連に対抗するためにアメリカの核戦略をアドバイスしていたわけですが、なにせ核兵器というのは、歴史アメリカが日に対

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    confi 2015/08/02
    やっぱり日本の過去の歴史を学んで~とか言ってる人たちにクリティカル過ぎたせいで叩かれてるなwスタートは「核戦略はフィクション」とかはてサ好みなのに
  • アメリカが「よそ見」している間に進撃する中国 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はほぼ梅雨明けとも言って良いくらいの、快晴の真夏日となりました。 さて、東南アジアを歴訪している国際政治ジャーナリストのファリード・ザカリアが、オバマ政権がアジアで作った真空状態に中国が入り込んでパワーを拡大している様子を報告しております。 興味深いので久々に要約です。 === With an absent United States, China marches on by By Fareed Zakaria http://www.washingtonpost.com/opinions/outside-our-focus-china-marches-on/2015/07/02/370a3b38-20f3-11e5-84d5-eb37ee8eaa61_story.html アメリカがよそ見している間に進軍する中国 By ファリード・ザカリア ●ブッシュ前大統領がイラクへの大規

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    confi 2015/07/17
  • 南シナ海:中国擁護論 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は昼まで快晴でしたが、午後に入って曇りまして、にわか雨も降りました。梅雨らしい天候です。 さて、南シナ海における中国の埋め立て問題に関して、リベラルなジャパンタイムズ紙が中国側の立場を擁護する論調の米国の専門家の記事を掲載しており、非常に興味深かったのでその要約を。 ==== 新たな「中国バッシング」の始まり BY マーク・バレンシア(中華人民共和国海口市の中国南海研究院の非常勤上席研究員) ●我々は再び「中国バッシング」を目にしている。今回の理由は、南シナ海での島や暗礁の埋め立て活動である。米国防総省は、中国が現状を変更し、政治的に不安定な状態を発生させ、国際的な法や規範からはずれ、これらの「地形」(features)と呼ばれる場所を「軍事化」していると非難している。 ●アシュトン・カーター米国防長官はとりわけ「暗礁を航空基地にすることは主権の行使の範囲に該当するとは言えず

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    confi 2015/06/30
  • しょうがない、イランを爆撃しよう | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝からよく晴れております。やや気温は低い感じはしますが、完全に春ですね。 さて、連日色々と忙しかったのですが、久々にブログの更新します。 もちろん内容は、ブッシュ政権では国連大使まで務めた、あの過激派ジョン・“セイウチ”・ボルトンによる「イラン爆撃論」です。 すでに番組(http://www.nicovideo.jp/watch/1427879134)のほうではご紹介させていただいた記事の要約ですが、相方の和田さんによればボルトンは「科学忍者隊ガッチャマンに出てくるバードミサイルを撃ちたくてたまらないジョーと同じだ」と言われました。 私はガッチャマンをよく知らないので、このネタにはついていけませんでしたが(苦笑 ==== NY Times To Stop Iran’s Bomb, Bomb Iran イランの爆弾を阻止するためにはイランを爆撃せよ By ジョン・ボルトン ●

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    confi
    confi 2015/05/04
    イスラエルの核は抑止の核とか堂々と書いてやがる
  • 中国の権力に屈し始めた西洋社会 | 地政学を英国で学んだ

    今日の目黒は快晴です。日が出てると寒さは少しやわらぎますね。 さて、新年最初の記事の紹介です。 中国英語の出版会社を経営していた人物による、北京政府の熾烈な検閲の経験が語られております。 === 中国の圧力に屈服すること By マーク・キット ●私は10年前に『これこそ中国』というを出版した。 ●その中で私は、自分が中国国内で築いた雑誌の出版ビジネスが、主に中国のメディアをコントロールする政府機関の圧力によってじわじわと破滅させられた様子を描いた。 ●このを出してくれることになった中国側の出版社は、この出版企画に興奮していた。が出れば、その内容は中国内の権力者たちを苛つかせることになるのは確実だった。 ●彼らは「われわれはスキャンダルが好きですし、これこそが出版にとっての最大の意義なんですよ」と言っていた。 ●ところが出版する最後の段階になり、北京政府側の担当部署に見を送ると

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    confi
    confi 2015/01/09
    21世紀は完全に力の時代だな。オバマみたいなリベラル大統領も中国の横暴をへらへら笑って黙認してるんだからはてサも認め得ざるをえない。
  • ビルマ戦に参加した元英軍兵士の来日の真実について | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から曇りがちでして、時折日がさす微妙な天気。ここ数日はやけに暖かいですね。 さて、久しぶりの更新ですが、私が個人的に手伝っていたイベントについて少し。 ブログを数年前の私の留学時代から追いかけている方はご存知かもしれませんが、私はイギリスに行っている間に向こうに在住の日人の方からいただいたご縁で、ビルマ(インパール作戦)で互いに戦った日と英国の元兵士同士の「戦友」としての和解を推進する協会のお手伝いをさせていただいております。 今回はその協会が歴史的なイベントを行うことになり、すでに日のいくつかのメディアでも報道されているように、英国側の元兵士が来日して、日側の兵士を会うとことになりました。 すでにこの元兵士の方(ロイ・ウェランド氏:93歳)は帰国されたのですが、私は数日ほど彼らのアテンドという形でお手伝いをさせていただきました。 現在は無事にイベントが終わって

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    confi
    confi 2014/11/12
  • ドイツの新しい反ユダヤ主義:リベラルのパラドクス | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はよく晴れておりまして、気温も秋晴れの空の中で少し上がっております。相変わらず過ごしやすいですね。 さて、ニコニコ動画の生放送(http://ch.nicovideo.jp/strategy/live)でも触れたドイツの新しい反ユダヤ主義の台頭についての記事の要約を。 今回の記事について番組中で触れたところはYoutube(http://youtu.be/TU5nQH985W8)の方にも公開しておりますので、ぜひ御覧ください。 それにしてもなかなか考えさせられる話です。 === ドイツの新しい反ユダヤ主義の背景にあるのは? byヨッヘン・ビットナー ●ヨーロッパは反ユダヤ主義の新たな波にさらされている。ドイツの「ユダヤ人中央協議会」の代表は、ヨーロッパにおいて第二次大戦以来の最悪の状態だと述べているほどだ。 ●彼の見立てはおそらく正しい。シナゴーグ(ユダヤ教寺院)への攻撃はほ

    ドイツの新しい反ユダヤ主義:リベラルのパラドクス | 地政学を英国で学んだ
    confi
    confi 2014/09/29
    ドイツの呪われた歴史とそれにまつわる現在的不利益まで背負わないといけないって告知されてたら誰もドイツ人になりたいなんて思わないんじゃないかな
  • 集団的自衛権行使容認についての議論の「ウソ」 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から晴れました。台風一過ですっかり真夏です。 というか、台風は当に来たのかどうかが微妙でしたが・・・ 久しぶりの更新ですが、とりあえず現在急ピッチで進めているあるの翻訳が日で一章分おわりましたので、ちょっと時間ができました。 そういえばシーパワーの文献を紹介したら、「ランドパワーやエアパワーはどうよ」という要求が来ましたので、チャンスがあればそのうち紹介したいと思います。 といっても日語の文献のほうをよくしらないので少し調べる必要がありますが・・・ さて、ちょっと遅れましたが、集団的自衛権の行使容認について、あのマイケル・グリーンらがコメントを書いていたので、その記事を簡単に要約します。 === 集団的自衛権の変更についての10個のウソ by マイケル・グリーン&ジェフリー・ホーナン ●7月1日に日の安倍首相は集団的自衛権の行使容認を閣議決定した。もちろんこの決

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    confi
    confi 2014/07/29
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