最近、米国人の消費が尋常でない。今年1-3月期の消費が直前期と比べて2.5%増えた。昨年10-12月期(3.3%)ほどではないが、今年1-3月期の月別推移をみると、最後の月の3月に近づくほど米国人の消費はさらに増えた。 このため予想値(2.5%)より低い1-3月期の米経済成長率1.6%(年率基準)を景気鈍化またはスタグフレーション(物価高+沈滞)の信号とみるウォール街のエコノミストはほとんどいない。実際、米商務省が出した1-3月期のGDP統計をみると、成長率が低下した要因は深刻でない。貿易収支が悪化し、連邦政府の支出と企業の在庫が減ったからだ。企業の在庫増加はGDP統計では投資増加として反映される。 米経済分析会社デシジョン・エコノミクスのアーロン・サイナイ代表は「貿易赤字の拡大や政府の支出減少、企業の在庫減少は一過性のもの」とし「米成長のメインエンジンは力を失っていない」と述べた。サイナ
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