僕は連日、ジャニーズ問題に関する動画を公開し続けている。 この問題が、日本には「子どもの人権と命を大事にする文化」が歴史的になく、今もない現実を象徴しているからだ。 そのことに新聞記者もテレビ局も気づいておらず、既にこの問題が風化しつつあるため、多くの被害者の方々は満足な補償を求めることもできず、今も苦しめられ続けている。 この国にジャーナリズムなんて、あるんだろうか? 反省のポーズだけを世間に見せて、再発防止策を公表しないスマイルアップ(旧ジャニーズ事務所)とテレビ局。 そして補償を待てずに大阪の山中に消えた仲間を悲しむ被害者たちのつらい気持ちを、逆なでするようにテレビで笑顔を振りまくタレントたち。 日本社会に、「人の心」なんて本当にあるの? テレビ局の社員も、ジャニタレも、そんなに大金が欲しいのかい? ★旧ジャニーズの新会社の社長・福田淳氏は面白いhttps://con-isshow.
今月は、厚労省が決めた「児童虐待防止推進月間」。 でも、多くの日本人にとって、ジャニーズ性加害事件がいくら報道されようと、虐待される子どもの痛みに関心を寄せようとしない。 政策面では、「知識はあるけど、痛みがわからない」もしくは「研究はするけど、子どもの立場から考えない」という有識者ばかりが官僚に招かれて、毒にも薬にもならない法律を作ってきた。 日本にはそもそも、子どもを大事にする文化そのものが歴史的になく、今もないので、そうした「ない文化」をすぐに改めることはできない。 それでも、種を植え、水をまき、育てることはできる。 小さな種でも、植えて、育てればこそ、いつか実を結ぶ。 僕は今、58歳。 体力的にも時間的にもやれることは限られてる。 それでも、やれることをやっておきたいと思うのだ。 ★毒親アートフェス、熊本・大阪・東京で開催https://con-isshow.blogspot.co
2023年10月24日、ついに国会でジャニーズ性加害問題が取り上げられた。 これは、子どもの人権を守るための、歴史的な一歩だ。 もっとも、この重要性を、多くの日本人は理解できていない。 だから、「芸能プロダクションの話なんて国会で取り上げる話じゃない」とか、「芸能界に特有なことだろ」とか、勘違いを続ける人がいまだに多い。 それは、テレビ局も同じ。 彼らは、ジャニーズの「性加害」問題が、違う形で日本社会の隅々で起きていることに気づかない。 大手中学受験塾の「四谷大塚」では、小学生女児に対する盗撮で逮捕される先生が相次ぎ、小学校でもワイセツ教師が事件化し、毎日の通学電車では女子中高生が痴漢の被害に遭っている。 新宿・歌舞伎町では、家が危険で帰れないから無断外泊するしかない「トー横キッズ」が、今夜も知らない男とホテルに行って生活費を得ている。 こんな居場所のない子の集まる拠点は全国各地にあるが、
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