テレビのニュースで株価が伝えられるとき、よく背景に証券取引所の様子が映る。 今は円状の電光掲示板が映し出されるが、ちょっと前までは広い取引所で大勢の人が手のひらを振ったり、変わった身振りをしたりしてしきりに合図を送る様子が放送されていた。活気の中で交わされるこなれた動作が格好よかった。 あの動作って何だったんだろう。調べてみたら「手サイン」と呼ばれる取引所特有の合図なんだそうで、今では使われなくなってしまったらしい。 あんな格好いいのにもったいない!遅ればせながら手サインの習得を試みました。 (text by 古賀 及子) 手サインの現場へ 手サイン習得の手がかりを求め、例のニュースの背景に映っていた株式売買立会場(そうゆう名前だったのだ)があった東京証券取引所へ行ってみた。1999年に立会場が閉場し、取引の全てがコンピュータで行われるようになってからは「東証アローズ」として、例のグルグル
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