ニコラ・コンタ/宮下志朗訳 四六版上製/205ページ/2500円+税 ISBN978-4-89176-948-2 C0098 3月20日頃発売! 産業革命前夜、ある一人の若者が見習い印刷工として、 ヴァンサン親方の工房の門をくぐった……。 徒弟ジェロームの厳しい修業時代を描きながら、工房への入会儀礼、印刷工の組合やその規定、地下印刷の裏側など、ニコラ・コンタ自身の体験をもとに、当時の印刷工房の様子をいきいきと詳細につたえる、貴重なドキュメント。 本邦初訳のレチフ・ド・ラ・ブルトンヌ「レチフ、職工長となる」も収録。 目次 第一部 徒弟制度 第一章「試用期間」 第二章 雇用証書 第三章 エプロン授与式 第四章 徒弟修業の最初の二年間における、さまざまな仕事 第五章 印刷仕事の労働力 第六章 徒弟修業の二年目 第七章 親方の一家団欒の夕食 第八章 田舎の別荘での娯楽 第九章 年期を終えずに出