それ以外にも▽京浜東北線▽東海道線▽京葉線▽横須賀・総武快速線、▽中央・総武線の各駅停車について、通常より大幅に本数を減らして運転を行うことにしています。
それ以外にも▽京浜東北線▽東海道線▽京葉線▽横須賀・総武快速線、▽中央・総武線の各駅停車について、通常より大幅に本数を減らして運転を行うことにしています。
ハンナ・アレント『人間の条件』(ちくま学芸文庫)を読んでいると、プロローグでこんなくだりがある。 (1957年、スプトーニク1号が打ち上げられたあと) 「(前略)時の勢いにまかせてすぐに現われた反応は、「地球に縛りつけられている人間がようやく地球を脱出する第一歩」という信念であった。しかし、この奇妙な発言は、あるアメリカの報告者がうっかり口をすべらしたというものではなく、二十年以上前にロシアのある大科学者の墓碑名に刻まれた異常な言葉と期せずして呼応していたのである。そこにはこう書かれてあった。「人類は永遠に地球に拘束されたままではいないであろう」。(ちくま学芸文庫、10頁) 人と地球の関係が端的に示されており、まさにこの本にふさわしい幕開けといえるところだが、大事なところが隠されている。 それは、このロシアのある大科学者とは誰で、その墓というのは、どこにあるのかということである。そこで、上
橋本敏江さんを偲ぶ会(自由学園明日館)に出ました。古い木造の洋館で、橋本さんの弟子鈴木孝庸さんと孫弟子荒井さんとのツレ平家で「木曾最期」を聴きました。音響がよくて、琵琶もよく歌い、お2人の声もよく伸びて、いい語りでした。私は橋本さんとの二十余年間の思い出と、お仕事の評価、平家物語研究との関係などについてお話ししました。 橋本さんは津軽藩(弘前)の平曲を受け継ぎ、譜を見て平曲120句全曲を語れる数少ない方だったのです。今日は、名古屋から荻原検校の流れを守る尾崎さんも見え、音楽理論や伝統芸能を研究した上で平曲を保存しようとしている薦田治子さんや、同じ津軽藩平曲の系統を継ぐ後藤光樹さんのお弟子さんもいらっしゃって、まるで平曲伝承保存のサミットのようでした。 今後平曲がどのように継承、もしくは保存されていくか、知恵を絞りながら見守りたいと思います。
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