未だ収束の糸口が見えない、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。 大方の予想通り、気温が下がり乾燥する季節となり感染者数も増加の一途を辿っています。 2020年はまさに新型コロナウイルスに翻弄された一年でした。展覧会もその例外ではなく、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため美術館や博物館も閉館を余儀なくされました。 開催を予定していた、または開催途中の展覧会のスケジュールも大きな影響をもたらし、主催者のみなさんはさぞかし大変だったかと思われます。 特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」(東京国立博物館)や「イサム・ノグチ 発見の道」(東京都美術館)、「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」(三菱一号館美術館)のように2021年に会期をそのまま移行した展覧会もある中、非常に残念なことに開催を断念した展覧会も多くあります。 今回はそんな開催予定でありながらも、展覧会自体が一日も開催されること
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