公益財団法人・日本郵趣協会から表題新刊書の案内書が郵送されてきました。私自身が正会員でもありますしこれは必ず買います。買わねばならない一冊だと思います。 日本国際切手展PHILANIPPON2011の時に左の「日本紙幣肖像の凹版彫刻者たち」(財団法人・印刷局朝暘会)を購入しました。紙幣も切手もかつての大蔵省印刷局こと現国立印刷局でそのほとんどが製造されていましたから共通点は非常に多いです。この中で驚愕したのが大山助一さんという彫刻師の存在です。キヨッソーネから凹版彫刻技法を学び、なんとアメリカ財務省で研修し、一旦帰国した後にアメリカン・バンクノート社に採用されています。そこではアメリカ国内の銀行各社の小切手からコスタリカやメキシコなど中南米諸国の銀行券彫刻まで行っています。とりわけ女性像の美しさは超絶的です(下図参照)。かつて我が日本国に、かのスラニアを凌駕するレベルの凹版彫刻師がいたこと
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