そう-てい【装丁・装釘・装幀】 書物を綴じて表紙などをつけること。 また、製本の仕上装飾すなわち表紙・見返し・扉・カバーなどの体裁から製本材料の選択までを含めて、書物の形式面の調和美をつくり上げる技術。 また、その意匠。装本。 『広辞苑 第七版』(岩波書店)より プロのデザイナーが、「本」のデザインについて語るエッセイ企画『装幀のあとがき』。 今回は『異世界の名探偵』シリーズのデザインを担当していただいた坂野公一さん(welle design)です! そもそも「レジェンドノベルス」のフォーマットデザインは、僕が担当させていただきました。ロゴ、背表紙、本文など、本のデザインの基本形を作るお仕事です。書店で棚差しになった時の風景を重視したい、レーベルとしての存在感を出したい、そういう王道的なオーダーでした。 その後、レジェンドノベルス編集部の渡辺さんから「今度はカバーデザインをお願いしたい」と