創業140年超、長野県の松本の地酒「秀峰アルプス正宗」で知られる合名会社亀田屋酒造店(本社:長野県松本市島立2748番地)では、天然の冷蔵庫と言われる風穴にて熟成させた純米酒『風穴貯蔵純米酒』を9月11日に蔵出しします。 純米酒『風穴貯蔵純米酒』 ■風穴貯蔵とは 北アルプスの山並みを正面に、上高地へ向かう途中に、旧野麦街道添いに稲核(いねこき)と呼ばれる地域があります。そこには昔から天然の冷蔵庫と言われる風穴がたくさんありました。 山を覆う岩石の隙間から冷やされた空気がじわじわ吹き出るため、山の斜面に差しかけた岩室の中は一年中8℃を保っています。そのため、お酒の熟成がまろやかに進みます。 風穴貯蔵は、明治時代は各地で盛んに蚕種の保存に使われていましたが、今日では使用する例はほとんどありません。風穴に清酒を貯蔵するというのも、全国でも稀にみるケースです。電気を使わずとも常に冷温で保存できる“