SAT大蔵経テキストデータベース研究会は、2008年4月より、大正新脩大藏経テキスト部分85巻の全文検索サービスを提供するとともに、各地のWebサービスとの連携機能を提供することにより、利便性を高めるとともに、Webにおける人文学研究環境の可能性を追求してきました。 2018年版となるSAT2018では、近年広まりつつある機械学習の技術と、IIIFによる高精細画像との連携、高校生でもわかる現代日本語訳の公開及び本文との連携、といった新たなサービスに取り組んでみました。また、本文の漢字をUnicode10.0に対応させるとともに、すでに公開していたSAT大正蔵図像DBの機能の大部分も統合いたしました。ただし、今回は、コラボレーションを含む仕組みの提供という側面もあり、今後は、この輪組に沿ってデータを増やし、より利便性を高めていくことになります。 当研究会が提供するWebサービスは、さまざまな