米バージニア州アレクサンドリアに設置された南部連合兵士の像(2017年8月14日撮影)。(c)AFP/Paul J. Richards 【8月16日 AFP】米首都ワシントン(Washington D.C.)に背を向けるように、通りの中央に設置されたブロンズ像の視線の先には、戦友たちが倒れた南北戦争(American Civil War)の戦場がある──。 ワシントンからポトマック川(Potomac River)を渡ったバージニア(Virginia)州アレクサンドリア(Alexandria)の交通量の多い交差点に立つこの南部連合(Confederate States of America)兵士の像は、今から130年前に建てられたものだ。 像は「アポマトックス(Appomattox)」との題名が付けられている。これは、1865年に南軍が最後の戦闘に敗北し、4年にわたる南北戦争の降伏へと至った