戦後最大の冤罪(えんざい)事件とされる「松川事件」の裁判資料や元被告の手紙などを、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界記憶遺産」に登録を目指す機運が高まっている。福島市内の市民グループが中心となり25日、「松川資料ユネスコ世界記憶遺産登録を推進する会」を設立。早ければ2017年にも登録を申請する。 世界記憶遺産は歴史的な文書や絵画などを保護することを目的にユネスコが認定する。 事件では、全員有罪とした裁判に疑問を抱いた文化人らを中心に、元被告の救済を求める世論が拡大。全国1300カ所以上で住民組織「松川を守る会」が発足するなど大衆運動になった。NPO法人「福島県松川運動記念会」は、こうした大衆運動で司法の正義を実現させた史実を、後世に残すべきだと呼び掛けている。 資料は福島大の松川資料室で保存。冤罪の決定的な証拠「諏訪メモ」や無罪を訴える元被告たちの獄中からの手紙などがある。諏訪
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