韓日中の各界の著名人で構成された「韓日中賢人会議」が3カ国共通漢字800字を選定し8日に発表した。3カ国間の歴史や領土をめぐる政治対立が深刻化されている中で共通漢字を策定することによりアジアの共有価値を拡散し、3カ国の未来世代の交流をより活性化しようとの認識からだ。この提案は3カ国政府の協議体である韓日中協力事務局を通じ各国に伝えられる。 中央日報が日本経済新聞、新華社と共同主催しこの日北海道・爺湖町で開催した第8回賢人会議は、「未来を指向する韓日中協力」というテーマで熱を帯びた討論を行った。 3カ国共通漢字の選定は3年前に韓国の提案により推進されていた。李御寧(イ・オリョン)元文化部長官、京都大学、中国人民大学が中心となり、日本の教育漢字1006字と中国の常用漢字2500字のうち重なる漢字995個を抜き出し、これを韓国の基本漢字900字と対照して最終的に共通常用漢字800字を導き出した。