今をときめく哲学文化雑誌『フィルカル』の最新号(Vol.4, No.2)は、「ネタバレの美学」という特集を組み、ネタバレをテーマにした論文を5本収録しています。 フィルカル Vol. 4, No. 2 ―分析哲学と文化をつなぐ― 作者: 高田敦史,渡辺一暁,森功次,松永伸司,竹内未生,纐纈あや,稲岡大志,玉田龍太朗,大畑浩志,谷川嘉浩,青田麻未,川瀬和也,長門裕介,松井隆明,八重樫徹,飯塚純 出版社/メーカー: 株式会社ミュー 発売日: 2019/07/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 論文のタイトルは以下のとおりです。 高田敦史「謎の現象学――ミステリの鑑賞経験からネタバレを考える」 渡辺一暁「なぜネタバレに反応すべきなのか」 森功次「観賞前にネタバレ情報を読みに行くことの倫理的な悪さ、そしてネタバレ許容派の欺瞞」 松永伸司「ネタバレは悪くて悪くない」