ラストエンペラーとして知られる愛新覚羅・溥儀(プーイー)。王昭(ワン・ジョオ)さんは、溥儀のおいで、画家として日本に暮らしています。1950年に生まれ、文化大革命も経験した王昭さん。「ドアを自分で開けたことがない」「宮廷料理よりジャージャー麺が好物」というラストエンペラーの素顔。画家としての半生を聞きました。 【画像】戦犯管理所から出たばかりの「ラストエンペラー」愛新覚羅・溥儀 王昭さんは1950年、北京に生まれました。 母は愛新覚羅・プユンユで、ラストエンペラー愛新覚羅・溥儀の六番目の妹です。父の王愛蘭=完顔愛蘭(ワンヤン・アイラン)は、中国の金王朝(1115-1234)の世宗の27代の直系子孫です。 両親はともに中華人民共和国建国後に設立された名高い「北京画院」の画家でした。王昭さんも小さいころから絵の道を志しました。 伯父であるラストエンペラーとの初対面は、現在でも鮮明に覚えるそ
中国の訳林出版社はこのほど、台湾で著名な学者・鄭清茂氏が翻訳した「平家物語」を刊行した。(Record China) 中国の訳林出版社はこのほど、台湾で著名な学者・鄭清茂氏が翻訳した「平家物語」を刊行した。「平家物語」と「源氏物語」は、日本の二大古典名作。1960年代に、作家・周作人が「枕草子」などの日本の古典作品の翻訳を手掛け、「平家物語」も中国語に翻訳しようとしたものの、作業量が膨大で中国語に訳すのは非常に難しく、結局、「巻第七」まで翻訳して1967年にこの世を去ってしまい、翻訳界にとっては心残りとなっていた。日中文学の研究などに60年間深く携わって来た鄭氏は平家物語の「覚一本」を基に、多くの歳月をかけてその注釈付き翻訳を完成させた。中国語版には貴重なカラーの絵巻や年表、家系図、地図なども付いており、謹厳な文学名作に仕上がっている。深セン商報が伝えた。 【その他の写真】 ●40年前の林
《 北京清華大学にて 龍爪槐 と であった 》 2015年01月11日[日]の午後に、中国北京の清華大学にいった。 キャンパス巡りの中途で、奇妙な枝ぶりの樹木をみつけた。 同大 美術学院 副教授/原 博先生、書きしるしていわく、 「 その樹は、龍の爪のエンジュで、中国ではこう書きます 」。 ―― < 龍爪槐 > ! ここから、頭がいっぱいになって、ただでさえおそい歩みが、凍りついたようにこわばり、すべてが疲労となっておそってきた。 ふるく、中国周王朝 ( 前1100ころ-前256 ) の時代、三公の位をあらわす高貴な樹木とされたのが < 槐 カイ ・ えんじゅ> である。 その槐の一種の < 龍爪槐 > は、冬枯れのころに剪定され、まさに龍の爪のような奇観を呈する。 【 関連URL : アダナ ・ プレス倶楽部ニュース / [会員情報] 中国清華大学 美術学院/原 博先生 陳 輝先生とお
《 稀覯書 『 聚珍倣宋版式各種様張 』 について 》 2013年6月と11月、2014年01月と 中国 ・ 北京を訪問した。 さまざまなひとにおあいし、さまざまな企業、さまざまな場所にいった。 そのとき、なにかとやつがれらをサポートしていただいたのが 「 シンさん 」 であった。 11月の訪問のおり、「 シンさん 」 が、 「 大切にしている図書です 」 といって鞄から取りだしたのが、『 聚珍倣宋版式各種様張 しゅうちん-ほうそう-はんしき-かくしゅ-ようちょう 』 であった。 そのときは撮影をゆるされ、01月に再会した折には低解像度の複写版をいただいた。 いずれきちんとした研究者の手によって、まとまった形での発表を 「 シンさん 」 は望まれていた。 もともと宋朝体活字にはこだわりがあった。 それ以来やつがれは、この資料と 「 宋朝体活字、聚珍倣宋版、仿宋体活字 」 の様様な資料を、折
某所でのコメントを享けつつ、中国正史が記録したブタ(イノシシ)の奇形や怪異の話を拾ってみました。中国の五行では、豕禍は水の災異に分類されています。以下の記事中では、ブタとかイノシシとか言ってますが、文脈で何とはなしに家畜と野生を判断してるだけで、厳密には区別していません。 映画『もののけ姫』にタタリ神となったシシ神が登場しましたが、あのイメージだけでは語れない異(イ)なる猪の世界へようこそ。 『漢書』巻27五行志 於易坎為豕,豕大耳而不聰察,聽氣毀,故有豕禍也。一曰,寒歲豕多死,及為怪,亦是也。 『易』の坎の卦は豕で、ブタの大耳は察しが悪いので、聴気をそこなって豕禍があるのだとか。寒い年にブタがたくさん死ぬと、怪異があるとか。 『漢書』巻27五行志 左氏傳曰嚴公八年齊襄公田于貝丘,見豕。從者曰:「公子彭生也。」公怒曰:「射之!」豕人立而嗁,公懼,墜車,傷足喪屨。劉向以為近豕禍也。先是,齊襄
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