安倍晋三首相は2012年の第2次内閣発足以降、「女性活躍」「1億総活躍」と独特のキャッチフレーズを閣僚名に採用してきた。3日の内閣改造でも茂木敏充経済再生担当相に「人づくり革命担当相」を兼務させた。閣僚名の英語表記を探ってみると、情緒的な日本語名とのギャップが浮かび上がる。【佐藤丈一】 識者「アピール優先」 政府は対外発信を目的に、ホームページに閣僚名の英語表記を掲載している。人づくり革命担当相は「Minister for Human Resources Development」。直訳すれば「人材開発担当相」だ。1億総活躍は「Promoting Dynamic Engagement of All Citizens(全国民の精力的な参画の推進)」となる。 両者とも日本語ではインパクトの強い「革命」「1億」に当たる英単語は含まれていない。首相官邸の国際広報室は「こちらで各府省の英訳を取りまとめ
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