空気抵抗を受けにくい特殊な車体の自転車で走る速さを競う国際大会がアメリカで開かれ、オランダの選手が時速133キロを記録して、自転車による世界最高速度を更新しました。 アメリカ西部ネバダ州で今月9日から14日まで開かれた大会には、「リカンベント」と呼ばれる特殊な車体の自転車が世界各地から参加し、1台ずつ、速さを競いました。 この自転車は、あおむけに座ってペダルをこぐ1人乗りで、自動車のような車体で空気抵抗を受けにくいのが特徴です。 このうち、オランダから参加した選手は流線型の車体の自転車で参加し、直線道路の8キロのコースを猛スピードで走り抜けました。最高速度は時速133.78キロに達し、この大会を支援している非営利団体は、4年前にカナダの選手がつくった記録を0.6キロ上回り、自転車による世界最高速度を更新したとしています。 新たな記録を打ち立てたのは、オランダの2つの大学が共同で開発した車体