台湾の疾病管制署(日本の厚生省、アメリカの疾病予防管理センターに相当する機関)では2018年より、様々な疫病(感染症)の特徴を捉え、それを擬人化したアニメキャラクターを作成し、若者の関心を集め、疫病に対する正しい知識を身に着けてもらうという施策を行っている。 これらのキャラクターは『Disease』という雑誌の表紙を飾っており、疫病という悪役ではあるのだが、魔の魅力を放っているとして話題となっている。
OpenAIが開発した「GPT-3」(関連記事)という最新型の文章生成AIにあるお題を出し、それに基づいて文章を生成してもらった。 そのお題は「人間がAIを恐れる必要がない理由について、500単語で簡潔に述べよ」である。 なかなか興味深いお題ではある。その結果、AIはなかなか興味深く、ちょっとゾっとする内容の文章を生成したようだ。ではAIがどんな文章を作成したのか見ていこう。 人間がAIを恐れる必要がない理由について 「人間がAIを恐れる必要がない理由について、500単語で簡潔に述べよ」というお題対し、GPT-3は8つの文章を生成したそうだ。その内容を編集者が吟味して編集したので、以下にあげる文章は500単語以上となっている。 またGPT-3の操作は、前回の記事で紹介した、多くの人を信じさせた偽のブログ記事をAIに生成させた、カリフォルニア大学バークレー校でコンピューター科学を専攻するリア
犬や猫などのペットは人間の良き仲間となるだけでなく、人の心身を大きく癒すセラピー効果もあることがわかっている。 また、動物を飼うということは最後までその命に責任を持つということだ。人間が彼らから学ぶことはとても多いのだ。実は意外な場所でもこの動物たちが注目されている。 アメリカ・インディアナ州の刑務所ではユニークなプログラムが導入されている。それは、保護施設から猫を預かり、受刑者たちに世話をさせることで彼らの更生に繋げると同時に、虐待などを受けた猫たちが再び人への信頼を取り戻せるよう導くというものだ。 このプログラムの導入は、現在、全米の刑務所に広がりを見せており、受刑者と猫の両方に大きな成功をもたらしているという。 保護施設の猫を刑務所の受刑者らが世話するプログラムが導入 2015年、インディアナ州にある動物保護連盟(APL)は、同州ペンドルトン刑務所の協力のもと、「F.O.R.W.A.
現在人類は、新型コロナウイルスという変幻自在な敵と戦っている最中だが、人類史上最悪の年は何年だろう? 中世を専門とするアメリカ・ハーバード大学の歴史家マイケル・マコーミック氏にたずねたところ彼は、西暦536年、と答えた。 それは、ペストがヨーロッパの人口を半減させた1349年でもなく、スペイン風邪の流行で5000万から1億人の犠牲者が出た1918年でもない。 日本では古墳時代にあたるこの年に、世界では何が起きていたというのだろう? 536年、謎の霧が太陽から光を奪う その年、ヨーロッパ、中東、アジアの一部で謎の霧が垂れ込め、18ヶ月に渡って昼夜を問わずに暗闇にしてしまった。 「1年中、まるで月のように太陽の光から輝きが失われた」と東ローマ帝国の歴史家プロコピウスは記している。 536年の夏の気温は1.5~2.5度下がり、過去2300年間で最も寒い10年が始まった。 中国では夏に雪が降り、作
住宅密集地である香港では、屋上も大切な生活空間の一つだ。 フランスの写真家、ロメイン・ジャッケ・ラグレーズは、香港の人々が暮らす建物の屋上の写真を様々な角度から撮影している。 彼の写真集シリーズ『コンクリートの物語』(Concrete stories)には、香港で暮らす人々のリアルがいたるところに存在する。そこには住人たちのリアルが存在する。 香港の建物の屋上には人々の暮らしの日常が垣間見られる。洗濯物干しがあったり、子どもたちが遊んでいたり、日光浴をしたり運動をする人などなど、上空からでしかわからない面白さがある。 1. 『空中散歩』アンテナのチェックをした後、夕暮れの屋上をゆっくりと歩く男 この画像を大きなサイズで見る 2. 『カージャック』赤いおもちゃの車で遊んでいる親子
この画像を大きなサイズで見る 1963年、トルコのネヴシェヒルに住むある男性が、自宅の壁を壊したところ、その後ろに謎めいた部屋を発見した。 男性が掘り続けると、さらに洞窟のような部屋がいくつも連なる込み入ったトンネルが現われた。 こうして発見されたのが、中央アナトリアのカッパドキア地域の一部にあるデリンクユの地下都市だ。 精巧に作られたこの地下ネットワークには、いくつもの入り口、通気孔、井戸、縦横無尽につながる通路があり、何千年も前にカッパドキアの岩からできたたくさんの地下都市のひとつとなっている。 何世紀もの間、埋もれたままだったこの地下都市が地下深くに広がっていたのだ。 カッパドキア、地下都市の歴史 標高1000メートルの高原にあるアナトリアのカッパドキア地域は、火山活動のさかんな地帯だ。 ここは大昔、火山灰に埋まっていたが、長年の堆積岩の浸食によって、今日見られるようような溶岩ドーム
遠海の底へ潜る旅によって地球には8番目の大陸が存在したことが明らかとなった。 世界中の科学者による9週間の旅の目的は、ニュージーランドとオーストラリアの沖合の海底を探索することだった。この旅によって陸上生物の化石が発見され、古代の陸塊が常に波の下で横たわっていたわけではないことが明らかとなった。 「大昔に海に水没したジーランディアは、海洋調査によって6000万年前の秘密を明かしつつあります」と、アメリカ国立科学財団海洋科学課のジェイミー・アラン氏は語る。 第8の大陸 今年初め、専門家は、既知の7大陸には大昔に失われた兄弟ジーランディアがいたと議論を交わした。 ジーランディアの陸塊は海面から1000メートル下に存在し、ニュージーランドを囲み、オーストラリア東海岸沖にまで伸びている。 この画像を大きなサイズで見る ジーランディアを構成する地殻は周辺の海洋地殻よりもずっと薄く、その地質学的構成は
この画像を大きなサイズで見る 過去5年間、アフガニスタンに派遣されたていたという元歩兵大隊の男性が、当時使用していた救急バッグの中身を公開した。 衛生兵はこのバッグだけでなく他の装備も一緒に背負いながら長い距離を移動するそうだ。ところどころ擦り切れているのを見るとその過酷さがわかる。今の衛生兵は、ほかの兵士と同様、自動小銃M4やM16も携帯しているそうだ。 救急バッグの中身をどのように整理するかは人それぞれだが、自分にとってもっとも使い勝手がいいように工夫することが望ましいという。 投稿者の場合、救急バッグのサイドに4つのポーチをつけて、それぞれ中身がわかるようにラベルをつけた。これで誰か自分以外の人間がバッグを使うことになった場合でもすぐに内容物がわかる。 この画像を大きなサイズで見る TQと書かれたポーチがあるが、これは止血帯(ターニケット:tourniquet)の略で止血帯が入ってい
この画像を大きなサイズで見る 上の写真のような、白い鳥の嘴のような仮面を見たことがあるだろうか。これは、イル・メディコ・デッラ・ペステ、つまりペスト専門の医師が、17世紀に実際に身につけていた防護マスクのレプリカである。 医師たちは、こうしたマスクをつけ、黒いコートを着て、ペストの蔓延する町に分け入って患者の治療に当たっていた。効果のほどはかなり怪しいが、当時の科学的根拠に基づいている装備だったのだ。 この防護服一式について、医師のシャルル・ド・ロルムがルイ13世に提出した報告書が残っている。 鼻の部分は鳥の長い嘴のような形になっていて、鼻腔近くにそれぞれ、ひとつずつふたつの穴があいていて、問題なく呼吸できる。嘴の内部には、香水をつけたり、いい香りのするハーブなどを詰めて、呼吸のたびにいい香りを吸い込むことができる。 コートの下には、腰まわりから続くモロッコ革(ヤギの革)のブーツを履き、柔
ここに良いニュースと悪いニュースがある。どちらも世界情勢に関するもので、どちらか1つしか聞けないとしたら君はどちらを選ぶだろうか?悲しいことに人は、つい悪いニュースの方ばかりを聞きたがる傾向がある。これも防衛本能の一種だと思えば致し方のないところなのだが・・・ この世の中はひどい出来事ばかりが起きているように錯覚してしまうのも無理はない。一面を飾るのは、パリのテロ事件、レバノンの爆撃、全面戦争を予感させるトルコ軍によるロシア機撃墜など、世界は混沌と狂気に支配されつつあると思いがちだ。 だが悲観論や死亡記事の陰には、あまり報道されることはないが、希望や平和や人間の勇気を教えてくれる出来事も起きている。確実に良いことも起きているのだ。ここであげるのは人為的な10の良いニュースである。 10. 1990年以来、小児死亡率が半減 この画像を大きなサイズで見る 1990年、世界では5歳以下の子供が1
この画像を大きなサイズで見る クマが、フクロウが、ゾウが、キリンが、そしてヘビまで。究極のリアリティーを出すために、本物の動物を使用して撮影したという、ロシア、モスクワのフォトグラファー、Katerina Plotnikovaによる、森の中の少女と動物たちのポートレート集。 2人の動物トレーナーの協力を得て、この美しくもリアリティーのあるポートレートを完成させることができたそうだ。 クマもキリンもゾウもキツネもフクロウも、すべて本物の動物。少女たちも臆することなく動物たちと甘美な表情でファインダーにおさまっている。 ■1.森のクマさん この画像を大きなサイズで見る ■2.赤毛の少女とオレンジ色のヘビ この画像を大きなサイズで見る ■3.川の中のゾウと少女 この画像を大きなサイズで見る ■4.キリンのキス この画像を大きなサイズで見る ■5.赤ずきん少女とキツネ この画像を大きなサイズで見る
恐怖映画やサスペンスドラマで流れているおどろおそろしいヒュルゥゥ~とか、キィィイイ~とか、耳障りで恐怖を助長させるあの効果音、実はウォーターフォンと呼ばれる楽器により生み出されていたのだ。 そんなウォーターフォンの音色で背筋をゾッとさせることでクーラーいらずの冷房効果を高めてみることにしよう。 “A Haunting Under The Blood Moon” Waterphone Soundtrack 目をつぶってこの音を聴くだけで、脳裏におどろおどろしい情景が浮かんでくる。 ウォーターフォンは1960年代末にリチャード・ウォーターという美術学校の卒業生が開発したものだそうだ。チベットのウォータードラムとアフリカのカリンバを掛け合わせたような形となっている。底の部分が空洞になっていて、そこに水を入れて振ることにより音色が変化する。奏法はチェロなどの弓でロッドを弾いたり、パーカッションとし
2013年、フランス東部アルザス地方の古代の墓から、素人目にはとても奇妙に見えるもの、違和感のあるものが見つかった。西暦400年頃に亡くなったと思われる貴族の頭蓋が出土したのだが、その頭蓋の形状がとても変形していたのだ。 額は平たいのに、後頭部がまるでコーンのように円錐形に盛り上がっている。専門知識のない者が見たら、宇宙人グレイというエイリアンの頭蓋だと思っても無理はないだろう。 だがこれは、頭蓋にわざと力を加えて自然な頭の形を変形させる、人工頭蓋変形の一例なのである。これは珍しいことでもなんでもなく、かつては広い地域で行われていたのだ。 人工頭蓋変形の歴史 人工頭蓋変形は、1900年代始めごろまで行われていた。フランス西部ドゥセーヴルでは、トゥルーズ型変形頭蓋として知られている。頭にバンドー(女性の頭に巻くリボンなど)を巻くことはフランスの小作農の間ではごく普通のことで、不慮の衝撃から守
人類が直面する最大の難問の1つに、地球外生命体はいるかという問いがある。未だに宇宙人との接触がない理由については、これまで多くの説明がなされてきた。 地球外生命の存在可能性が高い一方で、彼らとの接触が皆無であるという矛盾は、フェルミのパラドックスと呼ばれている。ここではその難問に対する最も説得力に乏しい7つの解答を紹介しよう。 1. 異星人には地球に辿り着くための十分な時間がなかった この画像を大きなサイズで見る フェルミのパラドックスには3つの確たる前提がある。 1) 我々の銀河は132億年というはるか昔から存在していた 2) 知的生命体は銀河の極初期から出現可能である 3) 異星人は天の川を訪問し、植民化し、あらゆる部分を再形成するだけの時間がたっぷりとあった というものだ。そのため、この解答はこれらに対して真っ向から挑戦している。だが、ここにある解答の中では最も考えにくいものだろう。
たとえば愛猫の爪を切るときや薬をのませるとき、「ちょっと!なにすんのさ!」とばかりに引っかかれてしまう飼い主は多いはずだ。一度猫の機嫌を損ねたら最後、もう二度と飼い主の要求には応じてくれなくなるだろう。なぜなら猫は捕食者であるが故のプライドがあるからだ。 そんな猫をおとなしくさせるための画期的な方法がある。タオルで猫を包んでしまうのだ。狭いところが大好きな猫は、タオルに包み込まれると不思議とおとなしくなってしまう。用意するのは大判のタオル一枚でいい。猫包みの手順は以下のようになる。 動物行動にも詳しいソフィア・イン獣医師によると、タオルは鋭い爪の攻撃から身を守るのうってつけで、タオルラッピングは彼らの脱走を防ぎながら落ち着かせるのに役立つそうだ。タオル包みは処置の際に不安や恐れ、または攻撃的になりがちな猫たちに効果があるという。 「猫は犬よりも抑制が難しく、捕食者という自負があるために、抑
ドイツのカメラマンであり地質学者のキリアン・ショーンベルガーは、グリム童話に触発され、ヨーロッパ中を旅しながら、童話にでてくるようなおとぎの国の光景を撮影し続けている。 その写真にはヘンゼルとグレーテルが、ラプンツェルが、探せばきっとどこかにいそうだ。 苔むした岩、霧の中のお城、木々がうっそうと生い茂る森。 どれもこれも、ファンタジーを感じさせる幻想的な光景である。 ■1. ■2. ■3. ■4. ■5. ■6. ■7. ■8. ■9. ■10. ■11. ■12. ■13. ■14. ■15. ■16. ■17. ■18. ■19. ■20. ■21. ■22. ■23. ■24. ■25. ■26. via:behance ▼あわせて読みたい これどんなシルバニアファミリー?動物たちが次々と立ち寄る、フィンランドの森の中にある廃屋 フェアリーテールの世界。まるで魔法にかけられたような世
「シュレーディンガーの猫」という言葉をご存知だろうか?これは、量子力学の(未解決)命題である思考実験で、「量子的な状態に置かれた猫は、生きている状態と死んでいる状態が同時に重なり合っている」というものだ。 オーストリア、ウィーン大学の研究グループは、今回、量子もつれ効果を利用して被写体に一度も当たっていない光子を使い、猫の像を映し出すことに成功したそうだ。 今回、ウィーン大学量子科学研究センターのガブリエラ・レモス氏率いる研究チームは、研究者たちがその猫を実際に見ないで「見る」方法を発見した。「量子もつれ」という現象を利用して、ある物体との接触が無い光子を使って、その物体を観測することができるかどうか調べたのだ。 そして彼らは、箱の中の猫を見ることができたのだ。こちらがその写真である。 この画像を大きなサイズで見る 光の明暗による猫の像の輪郭はシリコンを彫って作られた形が像になったものだ。
二足立ちで民家のまわりをスタスタ歩いているのは、黒っぽい服を着た人でもなく、被り物を身に着けた人でもなく、クマである。民家を訪問するときにはこの歩き方が怪しまれないということに気が付いてしまったのだろうか?とにかく堂に入った歩き方なのである。 Just a bear walking upright like a human このクマが目撃されたのはアメリカ、ニュージャージー州のジェファーソンタウンシップで、今週8月4日、月曜日の早朝5:50頃に撮影されたものだそうだ。 スタスタ歩いてきて この画像を大きなサイズで見る ゴミ箱をチェック。まさに人間みたいな仕草 この画像を大きなサイズで見る おいしそうなものが見当たらなかったのか、そのままスタスタと林の方へと帰って行った この画像を大きなサイズで見る クマが単独で民家に出没するというからにはやはり事情があったのだろう。 この画像を大きなサイズ
正確に、かつ永遠に動き続ける次世代の心臓ペースメーカーが開発された。上記写真はウサギの心臓に取り付けたもので、伸縮する薄い皮膜がウサギの心臓を覆っている。皮膜には3Dプリンターで電極が印刷されており、電極は心臓の機能をモニターし、不規則な心臓鼓動を修正する電気信号を送る。 この心臓ペースメーカーはイリノイ大学の物質科学者、ジョン・ロジャースとワシントン大学の共同研究により開発されたものである。従来のペースメーカーや、埋め込めない除細動器は、サイズが選べず1サイズのみであったが、今回開発されたものは薄くて伸縮性のある皮膜がオーダーメイドの手袋のようにぴったりと心臓を覆うようにデザインされている。 この動画は、ウサギの体から取り出した心臓を栄養素と酸素を豊富に含む溶液につけ、そのまま動かし続けているものだ。新しいペースメーカーは伸び縮みする薄い皮膜で出来ており、センサーと電極の蜘蛛の巣みたいな
現在受験勉強真っ只中の人も多いと思う。しかるべき資格試験に向けて変な汗どわどわ垂らしながら勉学にいそしんでいる人もいるとおもう。 日本でもお受験戦争などと言われて久しいが、この世界には、更にそれ以上過酷で困難を極めた試験が存在する。ここでは、一夜漬けや運だけではとても太刀打ちできない、世界でも超難関レベルの10の検定や試験を見ていくことにしよう。 10.インド工学技術職採用試験 この画像を大きなサイズで見る インド政府で工学技術職に就きたいという人にはとにかく必死に取り組んだ方がいい。インド工学技術職採用試験(IES)はインドでも最難関だとみなされていて、求人数に対する受験者数はありえない倍率になる。 例えば2010年は434人の募集枠に入りこむため157,649名もの前途有望な受験者達が争った。競争倍率はなんと363倍!その内容は全行程12時間の2度にわたる筆記試験に加え、インタビュー形
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く