中国・習近平国家主席とロシア・プーチン大統領の上海でのそろい踏みは、できの悪い大仰な三流芝居を見せられるようで、げんなりするものだった。会談が、アジアでなんと「信頼」を築くという「アジア相互協力信頼醸成会議」に関連して行われたことでブラックジョーク度が増し、2人の共同声明が「歴史の歪曲(わいきょく)」への反対に言及したことで、たちの悪い役者ぶりはさらに際だった。 日本がポツダム宣言受諾を決めた後、昭和20年8月28日から旧ソ連が侵攻したのが北方四島であり、それをいまも不法占領しているのがロシアである。クリミア併合で知らぬ存ぜぬを決め込んだタヌキぶりもしかりで、ロシア指導者の面の皮が厚いこと、鉄面皮さながらである。 この国の傍若無人ぶりについては改めて論じるとして、今回は日本にとって脅威となっている中国について見る。中国の新聞「人民日報」のニュースサイト「人民網」日本語版に最近、奇妙なバナー
![【河村直哉の国論】「埋められた旧日本軍史料10万点発見」、検証なくプロパガンダに使う「中国」…歴史歪曲する“異形の国”に、日本は公正な証拠主義で上回れ(1/4ページ) - MSN産経](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4da43955af36c48c3f3638c2eea10f15a2b68db0/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fsankei.jp.msn.com%2Fimages%2Fnews%2F140524%2Fwaf14052407000003-p1.jpg)