中教審=中央教育審議会の総会が開かれ、小中学校や高校の教育目標や内容を定めた学習指導要領の全面改訂に向けて、小学5年生から「英語」を教科にすることや、高校で「日本史」を必修化することなどが、検討課題として諮問されました。 20日開かれた中教審の総会には、国会対応に当たっている下村文部科学大臣の代理で、丹羽文部科学副大臣が出席し、学習指導要領の全面改訂を諮問しました。 諮問では、これまで重点が置かれていた「何を教えるか」に加えて、「どのように学ぶか」や「どのような力が身についたか」も重視する必要があるとして、児童生徒が討論をしたり、体験学習をしたりする「アクティブ・ラーニング」と呼ばれる新たな学習方法や、新たな評価の在り方などを検討するよう求めています。 また、小学3年生から英語に慣れ親しんでもらったうえで5年生から「英語」を教科にすることや、高校では「日本史」を必修化するなど「地理歴史」教