国土交通省は、空港の保安検査場から搭乗口までの「保安区域」について、一定の条件を満たせば、見送り客など飛行機に乗らない人でも入場できるよう規制を緩和することになりました。 これに対し、民営化した仙台空港から「保安区域」を飛行機に乗らない人にも開放すれば見送りがしやすくなり、飲食店や売店の売り上げの増加にもつながるとして、規制緩和を求める要望が出されていました。 こうした声を受けて、国土交通省は、空港の保安対策のガイドラインを見直し、年度内にも「保安区域」の規制を緩和する方針を固めました。 規制の緩和は、原則、全国の空港の国内線が対象で、「保安区域」に入る際は搭乗客以外にも本人確認や持ち物検査などを条件とする方向です。 ただ実施にあたっては見送り客専用の検査レーンを設置するなど、保安検査場の混雑対策や保安対策の徹底が必要となるだけに、実際にどれだけの空港が入場規制の緩和に踏み出すのか注目され
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