日本時間2月1日の早朝に公開された、ジャーナリスト・後藤健二氏が殺害されたとみられる動画。これを受けて開かれた緊急記者会見で菅義偉官房長官は、当初いわゆるイスラム国(ISIS/ISIL)が要求していた身代金について、日本政府は交渉を一切しなかったと語った。 ヨルダン人パイロットの安否確認はとれたのか? 記者:ロイターのウメカワです。今回の後藤さんの交渉に関してですが、ヨルダン人パイロットの安否確認が特にポイントだったと思うんですけど、その後ヨルダン人パイロットの安否確認について何か把握されていることはありますか? 菅:それは現時点では承知していません。ただ、この事案が発生してからですね、ヨルダン国は我が国に対して、非常にこの連携のなかで進めてきたということでありますので、そこはご協力に感謝申し上げたいと思います。 記者:アンマンに置かれている現地対策本部というのは、今後どのようになるのでし
2月1日早朝、後藤さんを殺害したとされる動画がアップされた。まったく酷いテロだ。 捜査本部を早く設置すべきだった その日の朝のNHK討論では、さすがに各党ともに、ISILを激しく非難していたが、2日からの国会では、各党から政府批判がでてくるだろう。世間からも、なぜ助けられなかったのかという声が出るだろう。 政府の関係者からの話では、危機管理の立場から言えば、昨年に拘束された段階で難しい事案にすでになっており、覚悟せざるを得なかったようだ。もちろん、その後何もしなかったわけではないのはもちろんだ。どのような対応をとったのかわからないが、これから行われる政府内の検証作業に委ねざるを得ない。 ただし、その日に設置された警視庁と千葉県警による合同捜査本部にはやや違和感があった。報道によれば、「人質による強要行為等の処罰に関する法律(人質強要処罰法)」違反という。 どのような法律なのか、役人時代によ
◆首相声明 1 湯川遥菜(はるな)さんに続いて、後藤健二さんが殺害されたとみられる動画が公開されました。 ご親族のご心痛を思えば、言葉もありません。政府として、全力を挙げて対応してまいりました。誠に無念、痛恨の極みであります。 2 非道、卑劣極まりないテロ行為に、強い怒りを覚えます。許しがたい暴挙を、断固、非難します。 テロリストたちを絶対に許さない。その罪を償わせるために、国際社会と連携してまいります。 3 日本が、テロに屈することは、決してありません。 中東への食糧、医療などの人道支援を、更に拡充してまいります。 テロと闘う国際社会において、日本としての責任を、毅然(きぜん)として、果たしてまいります。 4 このテロ行為に対して、強い連帯を示し、解放に向けて協力してくれた、世界の指導者、日本の友人たちに、心から感謝の意を表します。 5 今後とも、国内外における国民の安全に万全を期してま
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