米Googleが準備を進める書籍検索サービスについて、日本ビジュアル著作権協会(JVCA)は4月25日、会員174人が、著作権侵害に対する和解案からの離脱(オプト・アウト)を決めたと発表した。Googleに通知を送り、別途交渉を進める予定。JVCAによると、離脱を決めたのは詩人の谷川俊太郎氏や脚本家の倉本聰氏など。 Googleは、書籍検索サービスを巡って2008年10月に米国の作家協会(The Authors Guild)や出版協会(Association of American Publishers)との訴訟に和解し、収益の一部を著作権者に支払うことに合意した。米国の法制度上、日本でも著作権者が離脱の手続きをとらない限り和解案に合意したとみなされ、Googleの書籍検索サービスの対象になる。 Googleが2月下旬に日本の新聞などに和解案の公告を掲載し、回答期限を5月5日までと設定した
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