水にぬれたり切り取られたりして貸し出しができなくなった図書や、ボランティアが修復した書籍を集めた企画展が24日まで、横浜市緑図書館(同市緑区)で開かれている。図書館の本を、誰もが気持ちよく利用できる方法を改めて考えて…
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児童数が急増している藤沢市立鵠洋(こうよう)小学校(同市鵠沼桜が岡3丁目)は2024年度、図書室を普通教室に転用する方針を決めた。すでに視聴覚教室の転用を進めているが、新2年生の人数が当初の推計を上回る見込みになったため。一方、保護者らは11日、同市教育委員会を訪れ、「図書室は子どもにとって重要な場所」と存続を申し入れた。 同校は近年、周辺の宅地開発を背景に児童数が増加の一途をたどっている。市教委によると、児童数は約1200人で、23年度の学級数は36学級に上る。31学級以上の「過大規模校」に位置付けられており、プレハブ校舎3棟(8学級)を整備し対応している。 24年度は2学級増え38学級となることが確定しており、視聴覚室を普通教室に転用する工事を進めている。さらに、昨夏以降に1年生が急増、同校は「24年度の新2年生の学級数が今年3月段階で6クラスのままか、7クラスに増えるかの境界線上にあ
神奈川県立歴史博物館(横浜市中区)で特別展「地図最前線 ─紙の地図からデジタルマップへ─」が開催されている。幕末以降に製作された地図を数多く展示。詳細な地図作りに使われた道具や、地形を調べて事業を興した技術者の資料を通じて、地図と人との関係にも焦点を当てている。 会場では、県内各所を描いた地図を数多く展示している。中でも大正から昭和にかけて活躍した鳥瞰(ちょうかん)図絵師・吉田初三郎が県観光連合会から依頼されて製作した「神奈川県鳥瞰図」(1932年)は、長さ約4メートルの大作。当時の最新観光スポットなどさまざまな情報が盛り込まれている。 同館では、幕末から明治にかけて地図製作・印刷の現場で活躍した岩橋教章(のりあき)と章山(しょうざん)の親子について研究を続けてきた。父の教章は1873年に派遣されたウィーン万博で銅石版技術と地図学を習得、帰国後に内務省地理局の印刷事業で実績を残した。81年
頭部が取り付けられ完成したガンダム=7月29日、横浜市 横浜・山下ふ頭で「動くガンダム」の展示プロジェクトを進める「ガンダム・ファクトリー横浜」は5日、ガンダム本体が完成したと明らかにした。高さ18メートルの迫力ある“実物大”ガンダムが特設スペースに登場。今後は可動部分の調整を進め、年内のオープンを目指すとしている。 〝実物大〟ガンダムまだ動けず 開業時期延期、年内めどに ファクトリーが同日公開した動画によると、7月29日の作業でガンダムの頭部をクレーンでつり上げ、胴体に設置。格納庫をイメージした観覧デッキ(ガンダムドック)の中央部分に、直立した形で本体が組み上がった。完成後は胴体で22カ所、全体で24カ所を稼働させる計画。空に向けて右腕を高く上げるポーズなど、アニメ「機動戦士ガンダム」の名シーンを再現するという。 プロジェクトは、テレビ放送開始40年を記念した「ガンダムグローバルチャレン
子ども向けの学習サイトや博物館へのリンクを紹介している「おうちでとしょかん」 新型コロナウイルス感染症を巡り、南足柄市立図書館(同市塚原)は自宅でもっと本に親しんでもらおうと司書お薦めの本の紹介をホームページ(HP)で始めた。 【記事まとめ】新型コロナ 正しい情報と予防を 広がる試み 「おとなの家庭学習」は、感染症について理解を深めるための本や、趣味や実用書など47冊を紹介。いずれも同館の蔵書で、HPや電話から予約して借りることができる。 子ども向けのリンク集「おうちでとしょかん」は、著作権が失効した著書をインターネット上で読むことができる「青空文庫」や、家庭学習サイト、県立生命の星・地球博物館(小田原市)のHPなどを紹介している。 同館は9日から館内の書架から本を探して借りられるようになった。16日から全てのサービスを再開する。同館は「自宅で過ごす時間が長い今、本に触れて世界を広げてもら
揺れる善意 毎月85キロほどの食品が集まるフードドライブ。新型コロナウイルスの感染拡大で3月から休止状態が続く=2019年11月、平塚市役所 新型コロナウイルスの感染拡大で、生活困窮者らに食料品を支援するNPO法人の活動が揺れている。平塚市を中心にひとり親世帯などの支援を続ける「フードバンクひらつか」は、外出自粛要請を受けてボランティアを自宅待機とし、食料品の受け取りも一部停止した。「企業や行政と違い、ボランティアは感染しても何の補償もなく自己責任にされる」。支援要請が急増する中でも苦渋の決断を下し、最小限の人員で草の根のセーフティーネットを守り続けている。 困窮者らの窮状を訴える「緊急要請」が市を通じて急増したのは、政府の緊急事態宣言が取り沙汰された4月上旬。市の生活保護申請の窓口などで困窮者やケースワーカーが書き込む書面がファクスで送られるたび、10人ほどのスタッフが準備に慌ただしく走
神奈川県警 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、県は9日、県民の外出自粛を徹底するため、県警本部に協力を依頼し、協力が得られたと発表した。夜間の繁華街などで警察官が声掛けを行い、外出自粛要請が出ていることを県民らに伝えるという。 【特集】 新型コロナ、神奈川の衝撃 黒岩祐治知事は同日、県警本部に対し「本県の緊急事態措置などについて、各種警察活動を通じ、県民に呼びかけを行うなど、特段のご配慮をお願いします」と文書で依頼。パトロールでの声掛けのほか、県警のホームページや交番だよりなどでの周知活動に協力するとしている。 黒岩知事は記者団の取材に、出歩いている人を摘発するようなことはないとした上で、「警察官が一声掛けることに大きな意味がある」と強調。「市民が恐怖感を抱くのでは」という質問には、「警察官は頼りにされている存在。声の掛け方だと思う」と説明した。
消毒のため市役所庁内に入る作業員=鎌倉市役所 鎌倉市内のホットヨガ教室に通う50代の女性が新型コロナウイルスに感染し、同教室を利用した市職員などがいることを受け、鎌倉市は2日、感染防止のため3日から6日まで市役所業務の一部を縮小する方針を決めた。 「みんなは暗い顔をしないで」 川崎でも175校臨時休校 県内、新たに3人感染 50代女性はホットヨガ利用 市によると、感染が確認された女性が利用した2月13日に、20代の非常勤職員の女性も同教室を利用していたことが判明。この職員は26日から37度台の発熱があり、27日から休んでいるという。ほかにも同日に利用した職員がいたという。 感染リスクがあることから発熱した女性職員のほか、女性職員と同じ部署の職員、同教室に通っている職員、家族が会員の職員ら計53人が14日間の自宅待機となった。3月2日に記者会見した松尾崇市長は「当然やらなければならない措
在日コリアンを脅迫する文面がつづられた年賀状 川崎市の多文化交流施設「市ふれあい館」(川崎区桜本)に在日コリアンの殺害を宣言する文面がつづられたはがきが年賀状として届いていたことが6日、分かった。同館は利用者や職員に在日コリアンが多いことで知られる。市は事実確認を急ぎ、警察に被害届を出すことを含めて対応を検討している。 差別根絶条例 社会正義の実現へ一歩 官製の年賀はがきに「謹賀新年 在日韓国朝鮮人をこの世から抹殺しよう。生き残りがいたら、残酷に殺して行こう」と書かれていた。筆跡を隠すためか、定規で引いたような角張った文字で記され、「川崎市ふれあい館御中」と宛名書きされていた。年末年始の休館が明けた4日、同館の職員が気付いた。 6日の定例会見で対応を問われた福田紀彦市長は「関係機関と連携して事実確認を行い、必要な措置を図っていきたい」と明言。市人権・男女共同参画室によると、横浜地方法務局と
宮沢賢治の作品に登場する鉱物やリング星雲の写真 宮沢賢治(1896~1933年)の童話と詩の世界に触れる特別展「賢治がみつめた石と星」が2日、平塚市博物館(同市浅間町)で始まった。幼少期から「石っこ賢さん」と呼ばれ、作品にも多くの鉱物が登場する賢治の心象風景に、文学ではなく地質学や天文学といった“理系”の視点から迫っていく。来年1月13日まで。入場無料。 賢治の出身地である岩手県花巻市と平塚市の友好都市協定締結35周年を記念し企画。作品に関係する鉱物の標本や天体写真など計200点を展示する。会期中はプラネタリウムでも、「賢治がみつめた星空」と題して賢治作品に登場する星たちを紹介。実物の石を使った図鑑作りや講演会なども行われる。 幼少期から鉱物に興味を持っていた賢治は、盛岡高等農林学校(現・岩手大学農学部)で土壌学を専攻。地元の農学校で教壇に立つ傍ら、童話「注文の多い料理店」などを執筆した。
横浜市が進める、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致に対し、横浜市民の63・85%が反対していることが14、15の両日に神奈川新聞社とJX通信社が合同で実施した市民意向調査で分かった。反対の理由で最も多かったのは「カジノが横浜のイメージにそぐわないから」だった。また市民の72・48%がその賛否を問うための住民投票を行うべき、と答えた。 住民投票「行うべき」7割超 IR誘致の賛否とその理由 IR誘致を巡っては、林文子市長は長く「白紙」としてきたが、8月22日に一転、正式に誘致を表明。開会中の市会第3回定例会に関連費2億6千万円の一般会計補正予算案を提出した。さらに17日に開かれる市会政策・総務・財政委員会で、自民党を中心に賛成多数で可決される見通しだ。 今回の調査で、多くの市民が反対していることが明らかになり、市民の意向をくみ取らず、誘致を進める市などに対し、市民の反発が予想される。
激しく損壊した「南本牧はま道路」=12日午前9時半ごろ、横浜市中区の南本牧ふ頭 9日未明に東京湾を縦断した台風15号の影響で、横浜港の主要な交通網が寸断し、コンテナ物流への影響が懸念されている。世界最大級のコンテナ船が着岸し、港内で扱うコンテナ貨物の4割を占める南本牧ふ頭(横浜市中区)では首都高速道路に唯一直結する橋が損傷、通行止めになった。再開の見通しは立っていないが、コンテナ車が往来する“物流の大動脈”だけに日本経済全体に響きかねず、政府は早期復旧を図る。 国土交通省関東地方整備局によると、首都高湾岸線に接続する臨港道路「南本牧はま道路」で橋となっている海上部分(長さ約610メートル)のうち、計約130メートルが損壊。欄干に穴が開いたり橋桁がめくれ上がったりした。街路灯がなぎ倒され、貨物船のクレーンなどの部品が散乱している。 南本牧はま道路に衝突し、右舷が大きく壊れたパナマ船籍の貨物船
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