入学式ライブ配信のBGMに「警告」 新型コロナウイルスの感染拡大による学校の長期休校で急速に広がったオンライン授業。各学校では再開後も活用を模索するが、映像内での教科書をはじめとする著作物利用についてグレーな運用が目立っている。前倒しで施行された改正著作権法により自由度は高まったものの、現場の理解はなお追いついていない。 福岡県のある中学校が動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している授業動画に、教科書や市販のワークブックなどはほぼ登場しない。教員は教科書のページを口頭で指示したり、自作した資料を元に授業を進めたりしている。 「オンライン授業に際しどこまでが可能なのか校内で議論を深めた。それでも授業の題材が小説の一部や曲の鑑賞などの国語や音楽では苦労している」。同校の40代教諭は説明する。 生徒と直接やりとりする授業は利用を生徒のみに制限。分散登校が始まった後も、登校しない生徒向けにオンラ
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