VAIO株式会社が、2014年7月1日にスタートした。 2014年2月に、ソニーがVAIOブランドで展開していたPC事業を、日本産業パートナーズへと譲渡。7月1日付で、新会社の営業を開始した。 資本金は10億円。出資は日本産業パートナーズが95%、ソニーが5%。本社はソニー時代にVAIOの開発、生産拠点であった長野県安曇野市のソニーEMCS内に設置。社長には、ソニー出身の関取高行氏が就任した。 関取社長は、「PCの本質を追求するとともに、VAIOならではの付加価値を+αとして提案する」と方針を示した。 ソニーでは、1100人規模でPC事業を推進してきたのに対して、VAIO株式会社では240人の規模に縮小。年間出荷台数も、2013年度の560万台から、2015年度は約16分の1となる30万~35万台まで出荷台数を減少させる。 まずは、ソニー時代から販売していたノートPCの「VAIO Pro