内閣府の原子力委員会が今後の原子力政策に関して、皆さんの意見を募集している。 募集ページ 今後のエネルギー政策に関する意見や提案、東京電力の扱いなどに関する意見を表明できる良い機会である。 私自身は、先にFacebook Noteとして公開した「東京電力 解体・再生プラン」の全文のコピーとリンクを私の意見として提出した。今回の原発災害に関しては、色々な原因・要因・誘因があるが、その根本にあるのは、「発電と送電の両方を持つ東京電力の強すぎる力」である。その意味では、「政府が被災者への補償額の不足分を補う」前に、東京電力の解体(=送電ビジネスと発電ビジネスの分離、そして発電ビジネスへの競争原理の導入)することが必須である。税金の投入を決めた後に解体しようとしても、東電側は色々と理由をつけて抵抗する。補填の条件として、現経営陣の解雇、一時国有化、東電の解体を突きつけることができるのは今しかない。