子供のころから「水を導いて流す構造」が好きだった。 川や水路はもちろん、果ては雨樋なども水の流れを目で追ってしまう。そして、僕の幼心をときめかせていたのが、公園などにある水飲み場である。飲みきれなかった水を集め下の排水溝まで流す溝、あの形状やそこを流れる水を、惚れ惚れしながら眺めていたのだ。 そんなことを急に思い出し、もういちど公園の水飲み場をめぐってみた。
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:ポケモン棒とわけあり板、動画Tシャツ > 個人サイト webやぎの目 ニフティは8月7日に開催されるヘボコンワールドチャンピオンシップの冠スポンサーである。 「ニフティ30周年プレゼンツ ヘボコンワールドチャンピオンシップ」なのだ。 ニフティに勤めているものとしては(僕は正社員です)、ニフティとヘボコンはしっくりくると思うのだが、もしかしたら意外に感じる人もいるかもしれない。そもそもニフティに興味がない人もいるだろう。 ニフティ→デイリーポータルZ→ヘボコンとひっそりと続くかわいらしくて憎めない歴史を説明したい。 まず話を聞いたのは創業時からシステム部門にいる監物である。
「モチモチの木」「わたせせいぞう」「ナニワ金融道」などなど、様々な絵柄をモノマネしてきている「おもしろ贋作」シリーズですが、今回は工作で贋作を作りますよ。 この夏、ネット上の話題をかっさらっている「ポケモンGO」。もちろん、ボクもこの人気には便乗しときしたい! ……ということで「ポケモンGO」の世界に設置されている謎の物体「ポケストップ」のコスプレ(?)を作って秋葉原に行ってみました。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:リオ直前!「ハイパーオリンピック」で100m走世界記録を目指す! > 個人サイト Web
今回の記事は、東京でなくしたiPhoneの現在地を検索してみたら、なぜか移動していて、それを走って追いかけて捕まえるまでの顛末です。 こんな日記みたいな内容を記事にするのはどうなのかなと思ったのですが、ここ10年でイチバン人の温かみにふれることができたので、ご報告させていただきますね。
浦和が多すぎるのである。「〇〇浦和」という駅の名称のことだ。各駅の住民は、これについてどのように考えているのだろうか。今回は「武蔵浦和」と「北浦和」を訪れ、店のマスターにその街をイメージしたお酒を作ってもらうとともに、「〇〇浦和問題」についても聞いてみた。
ゾウとゾウアザラシ。 ワニとワニガメ。 カフェオレとカフェラテ。 似た単語というのは、元々見た目や性質が似ているから生まれる訳だ。 だがここでひとつ解せない単語がある。 ガンダムに登場するグフである。 「グ」と「フ」の2文字から成る言葉は元々フグが牛耳っていたはずだ。 それじゃあ、グフとフグは似ているかと言えば全く似ていない。ゾウとゾウアザラシよりも似ていない。 このままだと似た単語は似た属性説が崩れてしまうじゃないか。 と、いう訳でグフをフグにしてみようと思う。
東京の小学校では必ず、社会の時間に「玉川上水」のことを教わる。玉川兄弟が江戸の町に引いた、長いながーい上水道だ。 今日はその全貌を知るべく、四谷から42km、玉川上水の源流をさかのぼる旅に出てみた。
ところでピリピリすると思ってるのは自分だけなのかもしれない。 そこで和菓子店でいちご大福を買い求めながら「いちご大福ってピリピリしますよね?」とお店の人にきいてみた。 すると「……ピリピリしませんけど」との回答。まさか。クレームだと思ってるのだろうか。あの、ここの店がというわけでなくて一般的ないちご大福なんですけど。 「はあ、苺の酸味がもしかしたらそう感じるんじゃないですか?」 メガネにひびが入った。それだったら苺そのまま食べてもピリピリするはずだろう。つづいてもう一軒も同じ。ピリピリしませんよ、と。メガネが割れた。 5店にきいて4店は「ピリピリしない」という解答だった(1店は「傷んでるんじゃないですか」と)。 これはどういうことなんだ。もしかしておれが特殊なのか。ピリピリを感じる才能をもつ選ばれた人々、ピリピリファンタスティック・フォーなのか。
「フライトレーダー24」という、リアルタイムで飛行機の動きを見ることができるサイトがある。 →Flightradar24のリンクはこちら 特に飛行機好き、というほどでもないのだけど、地図の上を小さな飛行機のアイコンがじりじり動いている様子を見ると、飛行機ってこんなにたくさん飛んでいるのか、という驚きもあるし、仕事中でもついつい見入ってしまう。気がついたらブックマークを2つも登録していたほどお気に入りだ。 それなら、空港でフライトレーダーを見ながら、実際に離着陸を眺めたらもっと楽しいのではないか、と思ったのだ。
手と手を握り合う「握手」。近年、この握手が非常に熱い。アイドルが握手会というものを開き、場合によっては数時間待ちのような長蛇の列ができる。みな握手がしたいのだ。 握手は、人と人に限った話ではない。人と動物の握手もあるのだ。千葉にある市川市動植物園では、カワウソと握手ができるそうだ。これは行かねば、握手をしなければ! だ。
子供の頃よく遊んだ近所の公園やグラウンドには、なぜかよくワカメが落ちていた。地元の子どもたちは「公園ワカメ」という身も蓋もない名で呼んでいた。 同じような記憶を持つ人も多いことだと思う。 調べてみると、まあ当然のことながらその物体はワカメではなかった。しかし、なんとワカメと同じように食べられることがわかった。これは試してみなければ。
昨年の暮れに自宅近くをふらふらと散歩していたら、なにかこう、すごいものが「バサバサ」と激しく視界の端をかすめたような気がした。 で、あわてて戻ってきて確認したら、タカがいた。あと、そのすぐ近くでコーヒーを飲みながらフクロウを撫でてる人もいた。 何を言ってるのか分からないかも知れないが、とにかくそういうお店が出来たらしい。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:忍法パノラマ分身の術 > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k
特殊な状況で使用される自衛隊や警察の装備品。その特殊性から、実際に使うことはまずありません。 そんな特殊な品々を手に取り、普通に購入できる店がありました。自衛隊や警察の方が使う本物の装備品が揃っていました。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しているので、体力実践系、各種料理、日本酒関係の記事も多く書いています。(動画インタビュー) 前の記事:チーズ蒸しパンはジャムにするとうまい! > 個人サイト 酒と醸し料理 BY 工業製造業系ライター 馬場吉成 website
「都心にダムがあったって知ってる?」 知り合いが興奮した口調で教えてくれた。もちろん知らなかった。 ダムと言えば山奥にあると思い込んでいたけど、調べてみたらなんと東京の中心にもあったのだ。青い鳥はすぐそばにいた、犯人はヤスだった、などと同じくらいびっくりの話である。 ダム好きとして迂闊だった。 というわけで、さっそく都心のダムめぐりに行ってきた。
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