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2017年1月24日のブックマーク (2件)

  • トルコの片隅にある争い・喪失・希望の物語、写真12点

    トルコ南東部スール地区の一家。2カ月の避難から戻ると、自宅は略奪に遭っていた。(PHOTOGRAPH BY ANUSH BABAJANYAN) 人類が変えた地球の景観10点 喪失を越えた写真家をつき動かすものは何か トルコの歴史地区には、近年の武力衝突を背景とした複雑な住民感情がある。アルメニア人写真家のアヌシュ・ババジャニヤン氏が取材した。 トルコ南東部の都市、ディヤルバクルの中心部に、城壁で囲まれた歴史あるスール地区がある。モスク、教会、石造りの家々が細い通り沿いに立ち並ぶ様子は、数世紀にわたってここに暮らしてきた人の多様さを物語る。アラブ人、ユダヤ人、ペルシャ人、アルメニア人、トルコ人、そしてクルド人だ。 スール地区には、暴力の痕跡が生々しく残る。2015年8月から2016年3月にかけて、この地区の支配権を握ろうとするクルド人武装組織と、それを追い払おうとするトルコ政府の治安部隊が衝

    トルコの片隅にある争い・喪失・希望の物語、写真12点
  • 失われた文化のるつぼ スワヒリ海岸を訪れる

    (CNN) インド洋の風は数千年にわたり、貿易商や戦士、宗教をスワヒリ海岸に運んできた。アラビア半島やアジア、欧州からこぞって人々が上陸し、それぞれの歴史文化の痕跡を残してきた。 ケニアの海岸線は数世紀にわたる地殻変動によって形成されたもので、今でも探索の余地が多く残されている。以下ではそんなスワヒリ海岸の見所6選を紹介する。 ◇ ジーザス要塞 港湾都市のモンバサには巨大なジーザス要塞がそびえ立つ。欧州人とアラブ人が数百年前、この要塞をめぐって戦いを繰り広げるなか、スワヒリ人は板挟みになった。 ジーザス要塞で教育担当者を務めるラファエル・イゴンボ氏は「要塞に踏みとどまった勢力がモンバサを支配した」と述べる。 ジーザス要塞は1500年代、2年9カ月をかけてサンゴ岩から建設された。建設を命じたのはこの地を手中に収めたポルトガル王だが実際に作業に従事したのは主にスワヒリ人だ。スワヒリ人たちは後

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