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ブックマーク / bunshun.jp (27)

  • 「暑さはチャンス」なぜ東京オリンピックは「太平洋戦争化」してしまうのか? | 文春オンライン

    「ピンチはチャンス」論法 1944年、東条英機の場合 たとえば、東条英機は1944年7月のサイパン島陥落後にこう述べている。 「正に、帝国は、曠古の(前例のない)重大局面に立つに至つたのである。しかして、今こそ、敵を撃滅して、勝を決するの絶好の機会である」 そこまでいうならば、なにか特別な秘策があるのかと思ってしまう。だが、続く箇所を読むと、それが空虚な精神論にすぎないことがわかる。 東条英機 ©AFLO 「この秋(とき)に方(あた)り皇国護持のため、我々の進むべき途は唯一つである。心中一片の妄想なく、眼中一介の死生なく、幾多の戦友並びに同胞の鮮血によつて得たる戦訓を活かし、全力を挙げて、速かに敵を撃摧し、勝利を獲得するばかりである」(『週報』1944年7月19日号) 同じような例は枚挙にいとまがない。いわく、土に戦線が近づいたので有利。いわく、空襲で日人の覚悟が固まったので有利――。

    「暑さはチャンス」なぜ東京オリンピックは「太平洋戦争化」してしまうのか? | 文春オンライン
    cosmosquare77
    cosmosquare77 2018/07/31
    #東京インパール2020 というのも悪くは無いが、本件に関しては引き返す余地がありながら無策のままボランティアの逐次投入が行われようとする現状に鑑みて #ガダルカナル東京2020 を提案したい。
  • 「漢文は社会で役に立たない」と切り捨てる“意識高い系”の勝ち組へ | 文春オンライン

    すこし前の話だが、ツイッターで個人的に関心を引かれた投稿があった。投稿者は、プロフィールによれば外資系コンサルへの勤務経験を持ち、投資やキャリアデザインに関係したブログを運営している方だ。 気で受験勉強して、大学も結構勉強して、大学院でも勉強して、社会人になっても仕事でそれなりに成果出しているという認識を持っていますが古文漢文が役に立った経験は少なくともありませんね。他の学問は役に立ってますが、漢文については眠いときに「春はあけぼの」というくらいしか使ってない — シャイニング丸の内 (@shimaru365) 2018年2月20日 このツイート(https://twitter.com/shimaru365/status/965893822512218113)は「春はあけぼの」のせいでギャグになってしまったが、実際のところ「漢文は社会で役に立たない」という主張自体には同意する人も少なくな

    「漢文は社会で役に立たない」と切り捨てる“意識高い系”の勝ち組へ | 文春オンライン
  • ミサイル警戒時代に知っておきたい、戦前・戦中「防空ソング」の世界 | 文春オンライン

    昭和戦前期、世界有数のレコード大国だった日では、大きなニュースがあるごとに関連するレコードが量産された。 制作者たちは、消費者に受けるネタを求めて時代をテーマにした。政府や軍部もそれに着目し、宣伝に利用しようとした。その結果生まれた数多の歌は、時代の雰囲気を伝える貴重な資料となっている。 われわれは、防空ソングを通じて、当時の防空思想の発生と変化を読み取れるのである。 関東防空大演習と防空ソングの誕生 防空ソングの起源は、1933年に求められる。同年8月、関東防空大演習が行われ、それに関連して、数多の防空ソングが作られたからである。 昭和8(1933)年8月9日に行われた「関東防空大演習」1日目を伝える東京朝日新聞一面(8月10日付夕刊) たしかに、それ以前にも、防空演習は大阪、名古屋、北九州で行われ、関連する歌も作られてはいた。だが、格化したのは、やはり1933年と見なければならない

    ミサイル警戒時代に知っておきたい、戦前・戦中「防空ソング」の世界 | 文春オンライン
    cosmosquare77
    cosmosquare77 2017/09/15
    山田耕筰と古関裕而、ほんと仕事の幅が広いな。
  • 「ストレスはゼロだった」中国ネトゲ廃人の帝王が語る無責任生活 | 文春オンライン

    彼は色黒の肌を持つ偉丈夫。現在は更生(?)して過去の廃人ライフを反省しつつ、なぜか深セン市郊外のフィットネスクラブの従業員におさまっている謎多きマッチョである。譚茂陽という名は日語では馴染みにくいので、その体格と直情径行的な行動パターンから、記事ではとりあえず「鉄牛」と呼ぶことにしよう。 ネットバカラで借金漬けに ――鉄牛さんが三和に流れ着いた経緯は借金だったと聞いています。どういう経緯でそうなったんですか? 取材に応じる「鉄牛」こと譚茂陽。チャームポイントはこだわりのヘアスタイルだ(広東省深セン市郊外某所で筆者撮影)。 鉄牛 俺が深センに出てきたのは中学を卒業してすぐの15歳のとき。2010年だ。しばらくあちこちの工場や他の職場を転々としたが、2013年から2年間ほど同じ工場で働いてね。ちょっとカネが貯まったから、友達と「起業しようぜ!」って話になった。焼きソバやぶっかけ飯を出す

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  • 中国「ネトゲ廃人村」元住民が語る“本物のクズ”の生活 | 文春オンライン

    近年、中国ではスマホを使ったQRコード決済が市井の屋台や菜っ葉売り市場まで普及し、シェア自転車など新たなサービスも生まれている。そうした新時代の中国ITイノベーションの一大拠点となっているのが、広東省深セン市だ。 もっとも、いまをときめく深センは輝かしい繁栄の陰に広がる闇も深い。郊外の龍華新区にある景楽新村一帯(現地にある職業斡旋所の名を取って「三和」と呼ばれる)には、デジタル工場で働く短期労働者や流れ者の若者が集まるサイバー・スラム街があり、わずかなカネをインターネットゲーム(ネトゲ)やギャンブル・性風俗などの刹那的な娯楽に費やして明日なき日々を送っている。 故郷の親族とのつながりが断絶し、劣悪な環境の安宿やネットカフェに泊まり続けて自堕落な生活を送る彼らは、いつしか中国のネット上で「三和ゴッド」(三和大神)と呼ばれるようになった。私は彼らについて調べるうちに現場をどうしても見たくなり

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  • 文春恒例「女が嫌いな女」アンケート中間発表! | 文春オンライン

    大募集中の文春恒例アンケート企画「女が嫌いな女」。小誌メルマガの女性読者による投票で、“いま一番嫌われている女”を決めてしまおうという企画です。すでにたくさんのご応募をいただき、ありがとうございます! さて、現時点での得票状況を少しだけお伝えしましょう。 昨年秋に実施した 前回 は、1位・和田アキ子、2位・ベッキー、3位・蓮舫、4位・藤原紀香、5位・工藤静香という結果でした。が、今回はこのワースト5の顔触れが激変。なんと3人の“ニューフェイス”がワースト5に割って入っているのです。長年にわたって“嫌われ女王”の座に君臨してきた和田アキ子もその座を明け渡すことになるのかも知れません。 また前回は、蓮舫(3位)、上西小百合(9位)、谷亮子(20位)、稲田朋美(20位)、小池百合子(23位)、丸川珠代(25位)、高市早苗(43位)、福島瑞穂(49位)など、女性政治家たちの台頭も目立ちましたが、今

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    cosmosquare77
    cosmosquare77 2017/07/19
    企画がクズいのは言うまでもないが、嬉々と投票する人がいるところに業の深さを感じる。
  • 渦中の辻元清美に訊く「デマと保守」 | 文春オンライン

    森友学園問題は籠池諄子さんが安倍昭恵さんに宛てたメールをきっかけに新たな局面を迎えた。 〈辻元清美が幼稚園に侵入しかけ私達を怒らせようとしました〉 〈三日だけきた作業員が辻元清美が潜らせた関西なんとか連合に入っている人間らしい〉 これについて菅義偉は記者会見で「民進党において証拠提出なり、説明をされるのではないか」と発言。安倍晋三は「辻元議員は真っ向から否定している。これも証明しなくてはいけないことになる」と参院の委員会で答弁した。同じ日、当事者である民進党衆院議員の辻元は報道機関にコメントを出した。 〈入っておりませんし、入ろうとした事実もございません〉 〈(作業員を)送り込んだということも一切ございません〉 「籠池夫人の内心の自由も守りたいから、あまり騒ぎたくない」 私は、辻元に確かめた。 「実際入っていないし、送り込んでいないんです。籠池夫人が思い込みで私の名前を書いたのかもしれない

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