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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/aureliano (6)

  • ネット時代のコンテンツの在り方 - ハックルベリーに会いに行く

    最近あらゆるコンテンツ業界がビジネスが立ち行かなくなって悲鳴をあげている(映画テレビ・雑誌・新聞・マンガ・ゲーム)。そんな中で、ネット業界もご多分にもれず苦しんでいるのだけれど、そこで人々は、「ソーシャル」というキーワードに活路を見出そうとしている(あるいはCGMとか)。というのも、流行っているのはだいたいが「ソーシャル」的なものなので、そこに「今のこの窮地を打破できるヒント」があるのではないか――と考えているからだ。しかし、その考えはおそらく正しくない。今の時代、「ソーシャル」だから流行るわけではなく、「ソーシャル」でも廃れるものはたくさんある。というより、ネット上には失敗したソーシャルサービスの残骸だらけで死屍累々だ。だから、「ソーシャル」がネット時代の人々に受けるコンテンツの要諦ではないのだ。要諦は、またもっと別のところにあるのである。 では何が要諦かというと、それはネット以外

    craftone
    craftone 2012/06/11
    より重要な戦略は「消費され尽くさない」ということで、ソーシャルはそのための「戦術」でしかない
  • 目標を作り、与えられる人間こそ本当のマネジャーだ - ハックルベリーに会いに行く

    これまで生きてきて思うのは、「目標を作る」というのはそんなに簡単なことではないということだ。むしろ難しい。みんな目標を作れなくて苦労しているんだ。目標が上手く作れなくて、日々の生活が生き生きとしたものになっていないということはままある。 この目標というのは、誰にでも作れるものではない。それは努力とかとも無関係のような気がする。努力したからといって目標を作るのが上手くなるとも限らない。第一、そんな方法は誰も教えてくれない。目標は、やはり作ることの上手い人と下手な人がいるのだ。そして目標を作るのが上手い人というのは、これはもう圧倒的に上手い。彼は自分の目標を作るだけではなく、他人の目標までをも作ることができる。彼はビジョナリーなのだ。彼は他人のビジョンまで見通すことができる。そして他人の目標を作ることができる。他人の目標を作って、それを与えることができるのだ。 目標を作り、与えられる人間こそマ

  • Hくんが府中で体験したリアル逆転裁判 - ハックルベリーに会いに行く

    知り合いのHくんの話。Hくんは駐禁に駐禁を重ねるチュウキニストで、免停の前歴が過去2回を数えるまでになった。この状態だともうあと2点でも失えばすぐまた免停で、しかも今度は3回目だからいきなり免停3ヶ月をらうというような崖っぷちの状態に陥った。そうなって初めてHくんも反省した。これから1年間はもう違反はしないでとにかく堪え忍ぼうと(1年間無事故無違反だと過去の免停は勘案されなくなる)、いつでもそろりそろりとおっかなびっくり運転していた。ところが、それは前の免停明けから8ヶ月ほどが経過した冬の真っ直中の2月半ば、走っていた中央高速を高井戸で降りた道と甲州街道とが合流する陸橋の頂上付近で、後ろから追跡してきた白バイにスピード違反を見咎められ、あわれにも23キロオーバーで捕まってしまい、2点減点で三度免許停止処分をらってしまったのである。 ※この先の陸橋の頂上付近で捕まったのだそうです。 大き

    craftone
    craftone 2008/10/03
    おもしろい。ガス抜きのための手続きではないとは思うものの、ガス抜きとして働くから生き残っている手続きなのだろうなぁ。自分が結果に関与できるのとできないのとでは大違い。
  • 渋谷にアムウェイの人たちがよく集まるカフェがある - ハックルベリーに会いに行く

    ぼくは友だちがとても少ないのだが、それでもいないわけではない。ほんの数人、親しい友だちがいて、時々一緒にご飯をべたり、お茶を飲んだりする。 その友だちの一人にMという男がいる。Mはぼくの後輩なのだが、今ではもう友だちのような関係だ。Mもぼくも渋谷の近くに住んでいるので、会う時は渋谷が多い。電話をして、ちょっとお茶でも飲もうよという感じになり、カフェでよくお茶をしたりする。カフェに行く時、ぼくはスターバックスが好きなのだが、Mはタバコを吸いたいので、他の店に行くことになる。スターバックスは禁煙でタバコが吸えないのだ。ぼくはタバコを吸わないのだが、Mと一緒の時は、Mに合わせてタバコの吸える店に行く。ぼくは、近くにタバコを吸う人が多かったので、タバコを吸える店に行ってもそう苦にすることはない。 ある時、それは夜の9時頃だったのだけれど、渋谷で会っていたぼくらは、じゃあお茶でも飲もうかということ

    craftone
    craftone 2008/09/23
    おぉなるほど。学生時代は特にそういう傾向があるな。
  • 絶対に遅刻しない女の子がいる - ハックルベリーに会いに行く

    「最近の若者は――」という言説をよく聞く。たいていはネガティブなイメージで語られることの方が多い。曰く、最近の若者はひ弱になった、最近の若者はバカになった、最近の若者は覇気がない、最近の若者はすぐ挫ける、最近の若者は何を考えているのか分からない……しかしぼくは、若者をそういう目で見たことがない。それは、ぼく自身がとてもだらしない人間なので、たいていの人がぼくより立派に見えるからというのはあるけれど、それを抜きにしたって、逞しく、したたかで、尊敬できる若者というのは多い。若者礼賛というわけではないが、若者の中にもそういう人がちゃんといるということだ。特に、ぼくの知っている若者には、心の底から尊敬でき、敬服できる人物が何人かいる。そういう人を知っているから、ぼくは、若者というのを一括りに否定することができないのだ。 ぼくの知ってる若者に、絶対に遅刻をしない女の子がいる。どんな時でも、集合時間の

    craftone
    craftone 2008/09/23
    そんな人が居るのだろうか。。/抽象度が適度で素敵。うまいなぁ。ある特定の若者がすばらしいことをもって若者一般を擁護するのはどうかと思うけれども。
  • 才能ってなんだろう? - ハックルベリーに会いに行く

    人間の質才能ってなんだろうと考えることがある。ぼくは天才が好きで天才の評伝を好んで読んでいた時期があった。そのうちの一つにモーツァルトがあったのだけれど、そこにはいまだに心に残っている興味深い一節があった。モーツァルトは同時代の誰よりも音楽の技法に精通していたというのだ。今の言葉で言うなら「情報強者」だった。それも史上最強の情報強者だった。彼は物心ついた時から膨大な量の音楽情報を浴びるようにして育ち、しかも記憶力が良かったから、そのデータベースは誰よりも豊かに、また膨大なものとなった。彼が作曲をする時には、その膨大なデータベースから最適解を選び続けるような感じだったらしい。だからモーツァルトの音楽は全部コンテクストがあるのだ。新しくはあるけれども、飛躍的に新しいというわけではない。ちゃんと、それまでの伝統の上に築かれている。 モーツァルトの音楽は、けっして天から降りてくる類のものではなか

    craftone
    craftone 2008/09/23
    なるほど。ガラスの仮面を思い出す。自分があることに関して記憶力がなければ、そのことについて才能がないと判断できるのだろうなぁ。逆は成り立つのだろうか?
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