大ヒット中の映画『カメラを止めるな!』をめぐり、映画の「原作」を主張する元劇団主宰の和田亮一氏が、上田慎一郎監督ら製作者側の著作権侵害を告発し騒動となっている。自身が手がけた舞台作品と同映画に多くの類似があると指摘する和田氏と、舞台と映画のストーリーは「全く別物」と主張する監督側の言い分に食い違いも見られ、和田氏側が今後、訴訟など法的手段に踏み切るのかも注目される。ORICON NEWSでは、レイ法律事務所の河西邦剛弁護士に本件の問題点を取材した。 きのう21日発売の『FLASH』記事では、劇団「PEACE」(現在は解散)を主宰していた和田氏が、映画の原作は自身が演出などを務めた劇団の舞台作品『GHOST IN THE BOX!』であると主張。上田監督は同舞台を観劇し劇団関係者にも映画化の意志を伝えていたが、昨年11月に映画が先行公開された際、作品のクレジットには劇団「PEACE」と和田氏