久々の論考レビューは「FEARシステム」について。 ここでいう「FEARシステム」とは、「シーン制」「シーンPL制」「ハンドアウト」「ゴールデンルール」などのFEAR製RPG特有の技法を組み込んだルールシステムのこと。取りあえず以下の四論考を拝読しました。 FEARシステムを批判する前に、全てのTRPGユーザーは自省すべきだと思う (hige_gunさん)F.E.A.R.製品に関する建設的なコメント (ggincさん=高橋志臣さん)書く予定まとめの、1.FEARゲーの功罪分析 (紙魚砂さん)こんなにリアクションがあろうとは… (再び、hige_gunさん) 「批判」とは本来、良いところも悪いところも取り上げて考察することですが、ここでは「低く評価する」「嫌う」という意味でしょう。そこで、「FEARシステム」がどのような者から嫌われるのか、私の考えを示すこととします。 まず「FEARシステム