12/17から12/18にかけて、「オリコン」がフリーライター烏賀陽個人を被告に5000万円の損害賠償訴訟したことへの怒りが、あちこちのブログで表明されている。 このオリコンからの訴訟が明らかになったのは、烏賀陽氏が知人・友人に支援の緊急メールを送信され、それがブログに掲載されたことによるものであった。その転載メールには、チェーンメールを呼びかける文面と訴訟された日時がおかしいこと、そして当の烏賀陽氏のHPにこの件の記載がないので、僕は判断を保留していた。 つまり、このメールの差出人とその内容が当の烏賀陽氏ではなく、むしろ同氏を陥れるための手の込んだ策略ではないかと疑ったからだ。 それで僕はこの問題についてご本人のHPで掲載確認がとれるまでは、僕のブログでの転載も発言も自制していたが、今朝その経緯が同氏のHPに掲載されたので、ぜひお読みいただきたい。 ■「オリコン」が烏賀陽個人を被告に50
★追記しました(12/19;22:35) 「音楽配信メモ」のブログで続報が掲載されているので、以下に部分転載するが、ぜひ全文をお読みいただきたい。 訴状を読むと確かにサイゾー編集部に届いているものの、訴えているのは烏賀陽さん個人になっていますね。 サイゾー編集部にも問い合わせたところ、この訴状が届いていることが間違いないということがわかりました。追ってサイゾー編集部から正式なコメントをいただくことになっています。 なお、烏賀陽さんはこの訴訟の当事者であるため、自発的な発言が非常に難しい(微妙な)状況に置かれております。この訴訟に関する発言が少ないことに関しては、そのような事情があることをご理解ください。 さらにいえば、烏賀陽さんは第1回期日(来年1月4日)までに答弁書を作成し、裁判所に提出しなければなりません。それをしなければオリコン(原告)の主張が認められてしまうからです。この訴訟に関す
Maxさんのサイトで「民訴権乱用」の法理]が問われているが、これはオリコンIR担当が「J-CASTニュース」にコメントした以下の部分が根拠になっている。 「賠償金が欲しいというのではなく、これ以上の事実誤認の情報が流れないように(多額の賠償金を課すことで)抑制力を発揮させたい」 それとMaxさんのコメント欄で以下の質問があり 民事の係争の解決の手続きについては、示談->調停->提訴、とやはり段階がある訳ですね。この場でコメントすることではないと思いますが、段階を踏まない提訴について裁判所が段階を踏むように諭す、などの方法がないのでしょうか。 それに対して僕は以下のようにコメントしたので、ここでも再録しておく。 民事には国家権力は不介入でなければならないですから、「事前審査」をすることはその権力の介入に当たります。ですから、民訴は形式主義的に受理されます。 それと「民訴権の乱用」については、
前回に続き訴訟の話である。ヒットチャートでおなじみのオリコンが,フリージャーナリストの烏賀陽(うがや)弘道氏を損害賠償で訴えたという。請求額は5000万円。個人で払える金額ではない。いや,私の勤務先でも払えないかもしれない。親会社に泣きついたら払ってくれるだろうか? 経緯は,音楽ジャーナリストの津田大介氏のブログ「音楽配信メモ」が最も詳しい。問題となった記事は,サイゾー2006年4月号に掲載された。ただし,烏賀陽氏本人が書いたものではなく,編集部が烏賀陽に電話取材をしたものだという。ところが,編集部は訴訟対象ではないらしい。これでは「うるさい奴を黙らせるための訴訟」と言われても仕方ない。オリコンとともに揶揄されていたジャニーズ事務所がけしかけた可能性があると思っている人もいるようだ。 さて,ヒットチャート界の巨人がオリコンなら,ソフトウェア業界の巨人はマイクロソフトである。マイクロソフトが
音楽チャートで有名なオリコンが,「オリコンのチャートは操作可能だ」とコメントしたジャーナリスト個人を訴えている事件は以前お伝えした。この問題は,IT Pro Watcher(特にその著者陣)にも大きな影響があるので,Windowsと直接の関係はないが継続的に取り上げて行きたい。読みたくない人は飛ばして欲しい。 1月13日(日曜日)14時から,新宿歌舞伎町の「ロフト・プラスワン」でトークセッションが開かれた。テーマは「オリコンの訴訟テロによる批判封じについて」で,出演したのは訴えられた当人である烏賀陽弘道氏(ジャーナリスト),発端となった記事を掲載した「サイゾー」編集長の揖斐憲氏,武富士訴訟で勝訴した三宅勝久氏(ジャーナリスト)で,司会は岩本太郎氏(ジャーナリスト)だった。トークセッションに参加して,問題点も整理できたので,IT Pro Watcherに関係する部分に絞って書く。 今回の訴訟
日本の音楽チャートといえば、言わずと知れたオリコンですが、そのオリコンが「Jポップとは何か」など日本のポピュラー音楽評論を中心に活動されている烏賀陽 弘道氏に対して、名誉毀損による損害賠償訴訟を起こしたようです。 烏賀陽氏のサイトの記事によると、月刊誌「サイゾー」の2006年4月号に掲載された某音楽事務所とオリコンとの癒着疑惑に関する記事に採用された彼のコメントが名誉毀損にあたるとして、出版社や「サイゾー」編集部、記事を作成した記者ではなく、烏賀陽氏個人に対して訴訟を起こしたとのこと。 件の記事で烏賀陽氏は、この訴訟を「企業の恫喝による言論封殺である」と批判しています。オリコン側は19日付けでプレスリリースを出しているようです。
オリコンチャートで有名なあのオリコンが、個人に対して5000万円もの損害賠償請求を行うそうです。理由は名誉棄損。 なぜ5000万円なのかというと、オリコンの売上が57億円であり、その1%に満たない数字ということで計算したらしい。なお、裁判を弁護士に受け持ってもらうためには着手金というのが必要であり、この着手金が200万円を超える金額になるため、このままでは自動的に戦う前に敗北、さらに多額の負債を背負い、そして路頭に迷うというむちゃくちゃな未来が待っているかも……ということらしい。 一体なぜこんな事になったのかというまとめは以下の通り。 まず事の発端はこれ。とりあえずこれを読まないと始まりません。あまりにもはちゃめちゃすぎてオリコン側の訴訟する意図がつかめません。 「オリコン」が烏賀陽個人を被告に5000万円の損害賠償訴訟 これに対してオリコン側もネット上で説明をしてくれています。説明不足気
「雑誌記事内の事実誤認に基づくコメントにより名誉が傷つけられた」として、オリコンが音楽ジャーナリストに5000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしていたことが分かった。これに対し、ジャーナリストやネットユーザーからは「記事を掲載した出版社ではなく、編集部に求められてコメントしたジャーナリストを訴えるのは言論妨害ではないか」と批判が出ている。 オリコンが訴えたのは、音楽ジャーナリストの烏賀陽弘道さん。月刊誌「サイゾー」(インフォバーン発行)の今年4月号の記事で、烏賀陽さんが編集部の電話取材にこたえてコメントした内容が事実誤認に基づいており、名誉が傷つけられたとして17日に提訴した。 記事では烏賀陽さんのコメントとして、オリコンが公表している音楽ヒットチャートについて「調査方法をほとんど明らかにしていない」「予約枚数もカウントに入れている」などと指摘している。 これに対しオリコンが19
雑誌「サイゾー」に掲載された『オリコンのランキングの信憑性』のコメントが、名誉棄損にあたるとし、オリコンは、5,000万円の損害賠償を求める訴訟を2006年12月12日に東京地裁に起こした。訴えられたのはコメントしたライター一人だけ。ライターは訴訟準備をすべて一人でしなければならず、弁護士を雇うだけでも多額の着手金がかかる。「生活できなくなる心配がある。助けてください」などとホームページで訴えている。 訴えているのは、ヒットチャートなど音楽情報提供会社のオリコン。きっかけになったのは、月刊誌「サイゾー」06年4月号の記事「ジャニーズは超VIP待遇!?事務所とオリコンの蜜月関係」。フリーライターの烏賀陽(うがや)弘道さんが「サイゾー」からの電話取材に応じた20行ほどのコメントだ。 「事実誤認で、オリコンの事業に多大な影響を与える」 「オリコンは調査方法をほとんど明らかにしていない」「オリコン
フリーライターの烏賀陽弘道さんを名誉毀損で訴えているオリコンの小池恒社長は2006年12月21日、謝罪があれば告訴を取り下げるとの声明をオリコンホームページ上に出した。この提訴は、烏賀陽さんが月刊誌「サイゾー」(06年3月発売号)の、オリコンランキングの信憑性についての記事中で、「オリコンは調査方法をほとんど明らかにしていない」「オリコンは予約枚数をもカウントしている」とコメントしたことについて、「事実誤認であり誹謗中傷にあたる」とし、5,000万円の支払いを求めたもの。 小池社長の声明文には、「我々の真意はお金ではありません。個人攻撃でもありません。烏賀陽氏に『明らかな事実誤認に基づく誹謗中傷』があったことを認めてもらい、その部分についてのみ謝罪をして頂きたいだけです。その際には、提訴をすぐに取り下げます。今後、烏賀陽氏から、ネガティブなご意見やご批評を頂いても弊社は甘受します。烏賀陽氏
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