『成功者3000人の言葉 人生をひらく99の基本』(上阪徹著、飛鳥新社)は、20年の実積を持つライターが経営者、起業家、俳優、プロデューサー、五輪金メダリスト、サッカー選手、科学者、作家などさまざまな著名人へのインタビューから導き出した「成功の本質」をコンパイルした書籍。 まず興味深いのは、「はじめに」に記されたこの部分です。 原稿にはならなかった情報も含めて、私の中にはたくさんの「気づき」が蓄積されていったのでした。 例えば、多くの人が似たようなことを言っていた、ということも、そのひとつ。もしかしたらそこには、成功の本質とでもいうべきもの、あるいは成功の要諦が潜んでいるのではないか、と私は思うようになりました。 いわば成功するため、幸せになるための法則が存在するということで、本書ではそれらが紹介されているわけです。第5章「不安なとき、苦しいときにどうするか」に目を向けてみたいと思います。