10月に歌舞伎の大名跡である8代目・中村芝翫(しかん)を襲名する中村橋之助(51)が、15日発売の「週刊文春」で30代の京都の芸妓(げいこ)との不倫交際を報じられ、14日夜に都内で緊急会見した。相手の女性と20年ほど前から面識があることを認め、「私の不徳の致すところです」と7回繰り返して謝罪。男女関係も否定しなかった。襲名直前のスキャンダルに妻・三田寛子(50)からは、「認識が甘い」ときつく叱られたことを明かし、離婚は「ないと信じています」と必死に前を向いた。 【写真】披露宴での中村橋之助・三田寛子夫妻(91年11月) 三田はこの日、会見場には姿を見せず、コメントなども出さなかった。関係者によると、夫の不祥事でひいき筋や仕事の関係者に頭を下げ、おわびや事情説明に回っていたという。 歌舞伎界では襲名までに、約1年かけ、あいさつ回りは1000か所を超えることも珍しくない。最近テレビへの露出