日本や世界の航空会社の機体には、白を基調とした塗装が多く見られます。本来、機体の塗装にはさまざまな役割があり、そのなかでも白い塗装にはいくつかのメリットがあるといいます。 そもそも塗装の役割は「機体の保護」 飛行機の塗装デザインは航空会社によってさまざまですが、白をベースにしたデザインは特に多く見られます。日本ではJAL、ANA、スカイマーク、AIR DOなどが採用し、海外でも数多くの航空会社が白を基調とした塗装になっています。 白を基調としたJALの機体塗装。写真はイメージ(佐藤 勝撮影)。 基調色に白を採用するケースが多いのはなぜでしょうか。航空機の輸入販売や整備などを手がける専門商社のJapan General Aviation Service(東京都港区、以下JGAS)に聞いたところ、実にいろいろな理由があるといいます。 「そもそも、飛行機の塗装を施す大きな目的は、機体を腐食から保
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