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キャラ、テーマ、プロットの全てが素晴らしい、ストライクのラノベ。萌えながら泣きながら読む。出し惜しみせず全2巻で完結しており、終わるのを惜しみながら読む。 もちろんミヒャエル・エンデの本歌取りだが、さらに拡張して、「キャッシング」「口座振替」「利子」なんて概念がある。主人公は時間を「キャッシング」して、残りわずかな人生を引き伸ばすために、時間銀行員の助手のバイトをしている。バイト料は時間で支払われるから、文字どおり「時間稼ぎ」のバイトだ。 キャラからいこう。没個性な「灰色の男」とは対照的に、女のコがいい。無表情で敬語なので「長門さん?」と予断したら違ってた。時間銀行員という業務にマジメなのだ。だからスカートまくられたら怒るし恥ずかしがるし反応がいちいち初々しい。秘めた思いが暴されて顔真っ赤になるトコなんて、読んでるこっちがアツくなる。 他にもロリからグラマー、熱血レズから凶女までそろえてい
人間は考える芋だと思いました。いつだって芋蔓式だから。 ―93頁― 人類は衰退しました 5 (ガガガ文庫) 作者: 田中ロミオ,山崎透出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/01/19メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 496回この商品を含むブログ (132件) を見る今巻には主人公の学生時代を描いた「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」、オールドゲーマー向けのパロディを散りばめた「妖精さんたちの、いちにちいちじかん」の2話が収録されています。後者の話もそれなりに興味深いのですが、今回は前者の話に注目してみましょう。ある意味、いままででもっとも「ロミオらしい」話になっています。 ロミオ作品では、ちびっ子はいじめられると相場が決まっていて、学生時代の主人公もその例に漏れずいじめられてしまいます。今回の妖精さんの役目はふたつ。ひとつは主人公との交流のなかで、主人公自身を客観化する「鏡
1 400ページ読むのに8時間かかったライトノベル。*1 初期は読みにくい読みにくい言われてた文体もかなり改善されて、「悪文ゆえに読解が阻害される」ということはほとんどなくなりました。文章密度も、ちょっと濃ゆめではありますがライトノベルの常識範囲。じゃあどうして読み進めるのに普通の倍もの時間がかかるのかというと、一文一文を自分の頭の中で咀嚼するのに要する時間、飛ばし読みを許さない文体の重みがあるということになるのでしょう。 2 学生闘争や核テロといった問題を思いっきり真正面から描いた上で、その動機をあくまで「世界構築のために避けて通れないから」とするのが面白いです。なにか強い政治的主張があるわけでなく、"この世界が現実と地続きであること"を示すためにそこまでやるという姿勢。 これは「子供たちを武器として使い捨てていかなければ成り立たない社会」という一巻からのテーマとも、しっかり重ねられてい
『円環少女(10)運命の螺旋』(長谷敏司/角川スニーカー文庫)読了。 作者はおそらく今がノリにノッている時期なのではないだろうか。もう、どうなっても面白い。前巻において、自分の偽善に(ようやく)自覚した仁が、自分の望みのために誰かを犠牲にすることを受け入れた結果、訪れた束の間の平和。しかし、なんの緊張感もなく姿を現した王子護と、彼が連れてきた舞花に良く似た少女。彼らが訪れたとき、静寂は崩壊する。 と言うわけで、一皮剥けた仁が大活躍!…とはなかなか行かないなあ。人生って厳しいですね。成長した、と自分で思ったときは、大抵、ただの勘違いと言うあれな感じ。いや、まだそこまで直面してはいないけど、今の仁は、これまで”偽善”を盾にしていたのと同様に、”悪人”であることを盾にしているだけですよね?ようは開き直ったということが出来ますが、人間、開き直っただけですべてが解決するわけが無いんですよ。結局、世の
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
最終巻。どうかお幸せに、という以外に言うべきことはないように思う。あるいは、僕は素晴らしいラノベを読んだ、と友人たちに伝えてください。 わたしはおまえに人間にしてもらった、だから感謝している、とあの鉱物娘がいう。数万年を生きる恒久を、ちっぽけな少女に。無限の叡智を、ありふれた、他者への不安に。世界征服の野望を、ただの恋に。 第一巻を読んだとき連想したのは『ベルリン・天使の詩』である。つまり色々あって「生きる」ことをやめてしまった少年と、未だ生きることを始めていない少女(という二種の天使的存在)が出会う、これはそんなボーイミーツガールだった。当然オチは、天使をやめて人間になる、ということになる。結婚式には呼んでくれ。 ところで内田樹は「邪悪なもの」について語っている。《……私たちを傷つけ、損なう「邪悪なもの」のほとんどには、ひとかけらの教化的な要素も、懲戒的な要素もない。それらは、何の必然性
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している!」 タカオさんがガッチガチの胸を張って、何かの本の受け売り*1を偉そうに語っていました。*2 「といっても、一回言ってみたかっただけで、別に深い意味は全くないんだが」 生と死の話を始めると、深みに嵌まるだけで抜け出せなくなってしまいますからね。というか、冒頭でそんな言葉を引用されると、話を膨らませようがないので、ハッキリ言ってこちらが困ります。それに大体、死ぬことも不思議ですけど、生きてるって事も充分不思議なことなんですから。 「では、訊こう。死が、自己の意識の永続的な喪失とイコールなのだとしたら、一時的かつ断続的に意識の停止状態が生まれる“眠り”とは、一体どこが違うと思う?」 えっと。シェイクスピアは、『ハムレット』の中で「死は眠りにすぎぬ」と言いました。シェリーは長詩"Queen Mab"の中で「死と眠りは兄弟*3」という表現を
もちろんおれもオタとして涼宮ハルヒ関連作品を単にスルーってのもどうかなと思いつつ、しかしアニメ版は結局おれを避けて通ったし(いつどのチャンネルで放映されていたのかいまだにわからない!)、谷川流氏の小説は、最初の一作を読んだときあんまおもしろくなかったんだよな。困った。ラノベ直撃以外の世代のオタがあれおもしろがるのには、たぶん訓練が必要だよ。あらかじめある程度の量のラノベ読んどくとかそういう。まあでも二作目以降はおっさんにもけっこうおもしろいっていうし、しばらく先の話だがひとから借りる予定もある。いずれは読むだろう。けどまあすぐには読みたいかんじの本ではない。 というようなわけで、当座のところは京極夏彦「百器徒然袋 雨」を読むことにした。京極夏彦氏作品なら読んでおもしろかったことしかないし、間違いなかろう。なんで「百器徒然袋 雨」かといえば、 2ch スレッド「涼宮ハルヒの憂鬱は京極堂シリー
http://soybean3.s60.xrea.com/frame.html (山本ヤマト氏のサイト via 2ch) 今の状況ですが片山さんのPCが壊れたため データが飛び、泣きながら原稿を書き直してます。 発売予定は7月なので、もう少し待ってください。 http://www.chironoworks.com/ragnarok/psychology/log/eid10.html 人間と動物の同一性でいえば、心理学者のJ・B・ウォルフとJ・T・カウルズによる「チンパンジーの貨幣」という実験があります。 まず単なるコインと、そのコインをいれるとブドウが出てくる自動販売機を用意します。そして、チンパンジーの目の前で自動販売機にコインをいれブドウが出てくるのを確認させます。これを何度も繰り返した後に、チンパンジーにコインを渡すと、チンパンジーは同じようにコインをいれてブドウを得るようになります
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