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2009年2月10日のブックマーク (14件)

  • 不死の国

    風の噂に聞いたことがある。東方にあるという人が死ぬ国。人が死ぬ。なんて素晴らしいんだろう。生気の欠片も見受けられない、倦み疲れた先人達を眺めながら、そんな夢みたいなことを考えていた。 議会には王、貴族、官僚が参加する。だが、建国当時から生きている老いぼれがほとんどだから、こいつらだけじゃ政策どころかまともな会話すら覚束ない。泡を吹いてる奴なんて可愛いもので、言葉を忘れ獣に帰っているような奴までいる。 だからそいつらの子孫が、子孫と言っても子や孫も耄碌して使いものにならないので十何代目の子孫が、横に付き添い、泡を吹いてる口元に耳を傾け、意見を伝えるという形式になっている。が、意見なんて高尚なものを考えることができる奴なんて一握りも残っていないので、実際は子孫達が自分の意見を述べるに過ぎない。もっとも、口の泡を拭いたり、獣に帰った爺に餌を与えて黙らせたり、それなりに忙しいとも言えるが。 書記は

    不死の国
  • 派遣切りされた人間にも「自己責任」がある、と言う議論について - reponの忘備録

    大変ばかげた議論なので、きちんと封じ込めておく必要があると思い、書く。 とくに金美齢氏は、己の自己責任を恥じ入るべく、100回は読み直すように。 すこし迂回するが、「悪」の問題からはじめる。 「悪」の矛盾 「悪人」には矛盾がある。 1)彼は生まれながらにして、その性質、その気質が「悪人」であるから、彼は悪人である、と言える。 2)しかし、彼が行った行為は、彼の「自由意志」で行われた−「善」なる行動も選択できた−ものでなくては、「悪」とは言えない。 かれが自分の「自由意志」とは別に行動したのだとすると、彼に責任は問えないのだ−つまり「心神耗弱」状態と同じだということだ。 だから、 1)悪人は元々「悪い」ことしかできない 2)にもかかわらず、彼は「善行をなす」可能性を持っているから、その行為に責任を持たなければならない ということになる。 必然的に悪事をはたらく悪人が、善行をなす可能性を持って

    派遣切りされた人間にも「自己責任」がある、と言う議論について - reponの忘備録
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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  • 続:週末に「とらドラ!」の原作読んだけどよ

    http://anond.hatelabo.jp/20090209001638 なんか、トラバツリーが、 すげぇことになっちまったな。 いつのまにか宗教の話になってるし、 ドールなら水銀燈、 薔薇なら白薔薇の おっさんにはついていけねぇよ。 で、 みんなのブコメやトラバで、 自分自身の過ちにも気がついたし、 一方で、 やっぱティピカルネス炸裂してんな って、思いを強くした。 ちょっと、整理したい。 まず、「オラクル」 この言葉を安易に使ったのがまずかった。 使う前にGold資格ぐらいとっておくべきだった。 オラクルに対するステレオタイプって、 俺にもあるんだけどよ、 オラクルは真実を語るオラクルは最適解を語るオラクルは人生の先達って感じのステレオタイプ。 俺自身の説明でも、 多くの人を誤解の渦に巻き込んでしまった。 実際、オラクルがそういう先輩や指導者的な役割を 負っていることは、多いと思

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  • 現代の学園を舞台にした作品は、世代交代の続編を書くのが難しい - 後天性無気力症候群

    1980年代後半から1990年代前半のライトノベルのファンタジーやスペースオペラを思いだすと、やけに主人公の子供が続編の主人公になっている物語が多かったように思います。例えば下の表のような作品。「ロードス島」や「デュアン・サーク」/「フォーチュン・クエスト」もその変形と言って良いでしょう。このようなパターンは、ライトノベルに限らず世間一般のファンタジーやスペオペにも見られます。親の冒険を子供がなぞる。結構王道だと思います。 元の作品 続編 両作の主人公の関係 魔群惑星 精霊王国 親子 魔獣戦士ルナ・ヴァルガー 魔獣戦記ネオ・ヴァルガー 親子 ダンシィング・ウィズ・ザ・デビルス ダンシングウィスパーズ 先祖と子孫 宇宙一の無責任男シリーズ 無責任キッズ (無責任カルテット、無責任三国志) 親子(とその子孫) ルナル・サーガ ルナル・ジェネレーション 親子 風の歌、星の道 新・風の歌、星の道

    現代の学園を舞台にした作品は、世代交代の続編を書くのが難しい - 後天性無気力症候群
  • 本の紹介 - すべての夢のたび。

    脳はあり合わせの材料から生まれた―それでもヒトの「アタマ」がうまく機能するわけ 作者: ゲアリーマーカス,鍛原多惠子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/01メディア: 単行購入: 7人 クリック: 72回この商品を含むブログ (25件) を見る このは非常に面白かったので、書評っぽいものでも書かないとなー、しかし面倒だなー、とか思っているうちに、tokyocatさんの書評が投稿されたので、それを読んでもらえばいいや、ということになりました。 東京永久観光 : 2009年1月の読書 まずはこちらのエントリでの書の紹介個所をお読みください。で、「その具体例の説明は脳科学というよりけっきょく心理学かなあという印象だが、とても面白いことにかわりはない」、という、その実験の記述を書よりいくつか引用してみます。 私の元同僚ジョン・バージがニューヨーク大学在職中に行なった独創的な研

    本の紹介 - すべての夢のたび。
  • 『とらドラ!』の寒々しさについて - あままこのブログ

    はてなダイアリーを読んで、とらドラは別に小説も読んでなきゃアニメも見てなくて、ニコニコ動画でMADとかをみたり、あらすじをちょこちょこっと聞いただけなんだけど、なんかエア批評してみたくなったので。 とらドラねぇ……最初あらすじだけ聞いたときは、「あーまたになりそうだなー」っていう感じの作品だったのよ。というのも、僕はとてもとても暗い学生時代を送っていたので、耳すまを見ればもちろんになるし、それだけじゃなく世間的にはオタク向けの作品とされている涼宮ハルヒやスクラン、はたまた何とあ〜るとかを見てもになってしまう体質なのだ。あとぽてまよとかげんしけんとかフラワーオブライフもきつい。 これの原因はもちろん、「学生時代っていうのはこんなに楽しい可能性に満ちた時代だったのに、俺は何てつまらない学生時代を送ったんだ……」とか考えてしまうことによるもの*1である。だから、とらドラという作品を最初に知

    『とらドラ!』の寒々しさについて - あままこのブログ
    crow_henmi
    crow_henmi 2009/02/10
    到達すべきモデルが内面化されているのってつまりは再帰的自己決定の問題だよなーとか。アダルトサヴァイヴァーというよりより一般的な成長の困難の問題を取り扱っているような。
  • 「まぐろたべたい」に絵をつけてみた

    \(>ω<)/ 家[sm6028189]まめリスト[mylist/6683481]

    「まぐろたべたい」に絵をつけてみた
  • 【巡音ルカ】ブラインドテラー【タコジナルソング】

    深く沈んだ巡音ロック、オリジナルです。どうもこんにちはタコゲリータです。あなたもわたしもきみもおまえも、誰もがブラインドテラーになりうる可能性があるのですいやーしかしルカさんは使いやすいですね、へへへでもうちのルカさん「なんでこんな生々しいタコの気ぐるみ着ないといけないんですか・・・」って2、3時間くらいごたごたいってました。あとでショートケーキかってやるから許せよな。たわしさんは出張で忙しいらしいです、ぐにょーん。マチゲブログ→http://machigerita.blog96.fc2.com/マチゲ自作曲一覧→mylist/4713790

    【巡音ルカ】ブラインドテラー【タコジナルソング】
  • 【クトゥルカ】旧支配者のキャロル

    我が家のクトゥルカさんに、旧支配者のキャロルを謳ってもらいました。この動画の作成にあたりピアプロより、多数のイラストをお借りしました。絵師さまのお名前はそれぞれのイラストにてご紹介しております。お楽しみいただけたら幸いです。もう3000とかって、うれしいです。皆さんありがとうございます。参考文献解説ありがとうございます。こういうアホに付き合ってくださる方って好きですw歌使ってくださった方いらっしゃいましたsm6410308 いままでつくったものはこちらです/mylist/8409809

    【クトゥルカ】旧支配者のキャロル
  • 押井守演出舞台『鉄人28号』感想。 -パトレイバーより前にあった戦後史としての『鉄人28号』 - 十三乙女漂流記 蠅の女王

    演出した押井守監督のインタビュー:http://www.business-i.jp/news/culture-page/news/200901100019a.nwc Wikipedia「鉄人28号」:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E4%BA%BA28%E5%8F%B7 先月、とあるアート系イベントにて、研究科課程で演劇を研究テーマにしている留学生の方と会い、この舞台を観に行く話をしたら「じゃあ感想書いて送ってよ!」という約束になった。今日は久しぶりにレビューをアップする事に。 先に、作品の紹介。 【物語概要】 鉄人28号には実は、兵器タイプには不要の特殊仕様が施されていた… ――巨大セクサロイド。 というのはウソで、 梅田芸術劇場のサイトより(http://www.umegei.com/s2009/tetsujin28.html) 太平洋戦争

    押井守演出舞台『鉄人28号』感想。 -パトレイバーより前にあった戦後史としての『鉄人28号』 - 十三乙女漂流記 蠅の女王
    crow_henmi
    crow_henmi 2009/02/10
    id:YOW どうもです。感想はブコメ欄に書ききれなかったのでhttps://twitter.com/crow_henmi/status/1192492494https://twitter.com/crow_henmi/status/1192499377に書きました。
  • ラジオ「日本刀と羊肉」第2回放送のおしらせ - 羊肉うまうま

  • 『「ぼく」が「ぼくら」へとつながる意義――「とらドラ!」に見る後期近代と、そこにおける生の存在論的根拠―― - BLUE ON BLUE(XPD SIDE)跡地』へのコメント

    暮らし 「ぼく」が「ぼくら」へとつながる意義――「とらドラ!」に見る後期近代と、そこにおける生の存在論的根拠―― - BLUE ON BLUE(XPD SIDE)跡地

    『「ぼく」が「ぼくら」へとつながる意義――「とらドラ!」に見る後期近代と、そこにおける生の存在論的根拠―― - BLUE ON BLUE(XPD SIDE)跡地』へのコメント
    crow_henmi
    crow_henmi 2009/02/10
    id:inumash 後期近代における再帰的近代化は近代社会では普遍的な現象なので、そういう意味では正しいと思います。ただ、現代の非ヲタ文化に比しても、ヲタカルは再帰的近代化の影響が強く思えます。