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2009年7月10日のブックマーク (4件)

  • エンドレスエイトにおけるループ描写の特異性 - BLUE ON BLUE(XPD SIDE)跡地

    今期の「涼宮ハルヒの憂」においては、原作では1話で済んだ「エンドレスエイト」をループ構造の作品として延々繰り返しているのだが、これはいわゆる「ループもの」の作品とかなり違う文脈で描かれている珍しい例なので、少し論じてみたい。 一般にループものと呼ばれる作品が、実際に同じシークエンスをループすることは余りない。むしろ「ループしている」という状況を、さまざまなベクトルから描きつつ一のシリアルなストーリーラインに落とし込むか、ループという状況によって多数化された物語の上にメタフィクション構造を積み上げ、そのメタ部分をメインラインとして、やはりシリアルなストーリーラインが組まれることが多い。 たとえば、前者の代表的な作品である「うる星やつら2/ビューティフル・ドリーマー」(正確にはその前半部)においては、登場人物たちそれぞれがループの奇妙さに気付き、それを打破しようとしてさらに混乱していくとい

    エンドレスエイトにおけるループ描写の特異性 - BLUE ON BLUE(XPD SIDE)跡地
    crow_henmi
    crow_henmi 2009/07/10
    ここまで「ループ」という概念そのものを突き詰めた作品は珍しいですよ的な話。/id:hatkyma35 原作は未読なのですが、やはりそういう伏線なのですか。/追体験の中での適応の形として読んで頂ければ幸いです。
  • 世界はどういう理由でここから開けているのか?(極個人的な疑問) - すべての夢のたび。

    永井均さんの『私・今・そして神 開闢の哲学 (講談社現代新書)』を今日、読み返していました。ま、その途中で"破"を見てしまったので中断してますけどね。 このには「開闢の哲学」という副題がついています。ここで言われている開闢とは「世界は"わたし"から開けている」というような意味と理解しています。世界にはたくさんの人間がいるのに、そのうちのたったひとり、自分だけが、他とはちがった在り方をしている。自分の目から顔を見ることができず、首の下に体、そして手足をぶらさげて歩いている奇妙な人間はわたしひとりだけです。なぜほかの、あの人やあの人ではなく、それは"こいつ"だったのか? どうやってこいつが選ばれたのか? 開闢の問いとは、そういうものだと思います。 ぼくは、ここには、けっこうな誤解があるんじゃないかなーと思ってます。つまり「自我っていうものは、人間ひとりにいっこある」というわけではないかもしれ

    世界はどういう理由でここから開けているのか?(極個人的な疑問) - すべての夢のたび。
  • 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』における絶対に漏らしてはいけない最大のネタバレ - 瓶治郎の現代詩

    CAUTION! 以下、最大級のネタバレ警報を発令します。 自分はネタバレというのをほとんど気にしませんが、今回のネタバレだけはこれから見る人の映画体験を著しく損なう可能性がありますので、見る予定があって見ていない人は読まないことを強く勧めます。 (文とは無関係のスペースを空けるための動画なので見なくていいです) (以下文) 封切りから二週間経ち、この映画の感想や批評もだいぶ出てきた。 動員数もかなりいいようで評価も概ね高いと言っていいだろう。むろん、不満のある人も見受けられるが、たいがいが「みんな優しそうで丸くなったこんなエヴァは俺のエヴァじゃない」とかいうものだ。 だが、この作品、一つの映画として当に素晴らしい出来なのだろうか? 確かに、映像美という点からすれば文句なくよく出来ている。特にメカニカルな動き、とりわけ使徒のデザインなどは圧倒的に素晴らしいと思う。 しかし、この点に関

    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』における絶対に漏らしてはいけない最大のネタバレ - 瓶治郎の現代詩
  • 【初音ミク】YOUTHFUL DAYS' GRAFFITI【オリジナル】

    昭和の時代からこんにちは、鼻そうめんPです。今回は路線を大きく外れすぎて高齢のおっさん向け仕様になってしまいました。イタロディスコとかそんな感じのテイストです。なんとなく程度ですが!サンプリングだけど一応リンドラムも使ってみたよ!歌詞は友場洋さん作です。ありがとうございます。んでもって絵は今回も自作です。●9/9からJOYSOUNDリアルタイムリクエストにて投票が可能になります。よろしくですMP3とかはこちら>http://eucaly.net/~k_hiro/mp3/Youthful%20Days%27%20Graffiti.zip

    【初音ミク】YOUTHFUL DAYS' GRAFFITI【オリジナル】