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ブックマーク / hizzz.hatenadiary.org (21)

  • 「反日上等」のリスク / 内と外の二元管理の泥縄ぶり - ネ タ の タ ネ

    ちょっと、あんまりにもアサッテに先鋭化した議論方向にばかりにはてダ社会派が向かっていて現実問題が断片化して俯瞰で把握されてないようなので、事の基を整理する為にちこっとアレコレ。 政権交代して、反政府派になった在特会を始めとした排外主義者の行動が幾つか伝えられるにつれて、一部の左翼自称な皆様は色々「反日」思考拡大しブログなどで展開して「反日上等」情緒紐帯などなさっているようだ。が、蕨市から始まる在特会デモに於いては「反日上等」派と在留未資格外国人&当該直接支援者とは大いなる齟齬があり、一部直接支援者からは関係ないところでやってくれとも言われて、運動という側面では連帯どころか断絶している。直面する具体的問題解決が先の当該と、現場加味しないで抽象化する理念フォロワーの齟齬/亀裂は、よくある話ではあるが。 その両者が関係することが問題当事者たちにとって何故「直接脅威」になるのかといえば、端的に言

    「反日上等」のリスク / 内と外の二元管理の泥縄ぶり - ネ タ の タ ネ
  • 2009-04-06

    …と、大きく出ではみたものの、以下はその一端なのであしからず。 「ホロコースト」はユダヤだけ示す、果たしてそれが正しい歴史定説か?id:hizzz:20090309#p6への反論に対する返答を含めた、id:hokusyu:20090324、id:hokusyu:20090326、id:noharra:20090405での拙コメント反論資料とか、いつものごとく込み込みで。 巷で喧伝されるナチ犯罪否定論の主な内容とは、大体以下のようなものになるだろうか。 1.ガス室は存在しなかったし、ホロコーストもなかった。 2.チクロンBは殺虫剤で殺人用ではない。 3.「ユダヤ人の最終解決」とは絶滅ではなく東欧移住。それ以外の政策をナチスは実施したことはない。 4.虐殺されたユダヤ人はせいぜい20万人程度で、ほとんど病死。 5.ナチスによるジェノサイドは、シオニズムと「人種差別主義国家」イスラエルの政治宣伝

    2009-04-06
  • 2009-03-24

    さらに前回id:hizzz:20090309の続き。 ギリシャ神話に、フェニキアの女王エウロベというのが登場する。エロウベ=ヨーロッパの語源である。彼女はレバノンあたりに住んでいた。それをゼウスが一目ぼれして、牛に化けて、背中に載せて海を越える。これを「エロウベの誘惑」という。こうしてギリシャ=ローマ文明に始まるヨーロッパの輝かしい時代が花開く道スジとなるが、そのギリシャは、オリエントとの混血だということは、ヨーロッパ人は忘れている。 ギリシャ神話で扱う地域は、せいぜいレバノン・シリア・バビロンまでで、エジプト文明より500年早くバグダッドのアッパース王朝が栄え、エジプトがメソポタミアやシリアと交易や王家同士の婚姻をしていたこと、要するにエジプトとペルシャの文明が一緒になってギリシャ文明が出来たことをシカトして、ボッチチェリの如く地中海からヴィーナスが湧いて出たように歴史を描く。以降、id

    2009-03-24
  • 2009-03-09

    『ショアー』などの商業的成功も手伝って、一般的には「ホロコースト」「ディアスボラ」といったら、ユダヤ民族迫害が第一義に想像されてしまうのだが、迫害は彼らだけの独占問題ではない。id:hizzz:20090204で書いたように、大戦後は東ヨーロッパに住む多くのドイツ系が暴力的な迫害を受け、ほとんどが国外に追放された。ヨーロッパの20世紀は、少数民族集団に対する暴力が最高潮に達した時代だった。という訳で、遅ればせながら、id:hizzz:20090214前回の続き。 欧米で神聖化したホロコーストの悲劇と、それを金儲けに利用するユダヤ系産業資を批判して、「ホロコーストの唯一性を主張することは、ユダヤ人の唯一性を主張することになる。ユダヤ人の苦しみではなく、ユダヤ人が苦しんだということが、ザ・ホロコーストを唯一無二のものにする。言い換えれば、ザ・ホロコーストが特別なのはユダヤ人が特別だから、とい

    2009-03-09
  • 2009-02-14

    「ヨーロッパ」の対置語は「オリエント」なんだけど、歴史的にはオスマン帝国の影響を受けて、非オスマン帝国な自己を「ヨーロッパ」と規定してその構図をひっくり返そうとした始まりがヨーロッパ帝国文化ってハナシで、そゆ裏返しみたいなことが延々と。。。てなことで、前回id:hizzz:20090204の「裏返し」 前回書いたとおり、ドイツは加害者の「過ぎ去らない過去」を負から正のアイデンティティに変えて体制化していったように、イスラエルも又、ホロコースト被害者たる過去価値を変容させて受け止めようとした。 当初シオニズム主流派のイデオロギーは、ヨーロッパのユダヤ人が無抵抗のまま強制収容所に送られガス室入りしたことを、弱く臆病で常に受け身でしか行動しない「ゲットー・メンタリティ」と見下した。イスラエルに逃れてきた生存者は、当地生まれの若者達に臆病者・意気地無しという意味を込めて「サボン(ガス室行きにカモフ

    2009-02-14
  • 2009-01-11

    問題がこんがらかっている時は、原点を見返すことが必定 デリダとハーバマスは、ドイツ憲法第1条【人間の尊厳、基権による国家権力の拘束】「1.人間の尊厳は不可侵である。これを尊重し、および保護することは、すべての国家権力の義務である。」について、お互い強く同意したという。id:hizzz:20070222で見たとおり、ドイツ憲法が第一に「国家権力の拘束」を掲げ、イタリア憲法に至っては「戦争放棄」のみならず「主権の制限に同意」してる程、憲法は国家から「人権」を守ることに主眼を置いて変遷してきている。このネーション法にステートたるEU法がかぶさる。 三島憲一は、東西統一からネオナチ等のナショナリズム・外国人排斥、NATO海外派兵・湾岸戦争・ユーゴ内戦、歴史家論争、EU統合へのドイツ社会政治の変遷を記した中で、ドイツで広く受容されたというジャック・デリダ『他の岬―ヨーロッパと民主主義』を引いて、知

    2009-01-11
  • 2009-01-03

    収納箱をほじくりかえしてたら出てきましたよ、奥さん。デリダ&ハーバマス共同声明全文。id:hizzz:20081210の補講id:hizzz:20081227の補講。 …整理のつもりが逆に散らかす、お約束な正月展開。はぅう。 ジャック・デリダとユルゲン・ハーバマスによるこのエッセイは、ヨーロッパ知識人たちの共同行動の一環をなすものである。イラク戦争に対する拒否によって、ヨーロッパのアイデンティティとは何か、という問いがあらためて提起された。この問いに答えるべく、ヨーロッパのジャーナリズムには現在まで、エッセイのほかに次のものが発表されている。「ラ・レププリカ」のウンベルト・エーコ、「新チューリッヒ新聞」のアードルフ・ムシュク、「南ドイツ新聞」のリチャード・ローティ、「エル・パイス」のフェルナンド・サバテル、「ラ・スタムパ」のジアンニ・バァッティーモ。 独 Frankfurter Allg

    2009-01-03
  • 2008-12-10

    現代思想の十八番のように「ポスト構造主義」はやりとりされているが、このアイデアは元々建築デザインを土壌にしたもので哲学の発想ではないということが、しばしば忘れ去られてる。そもそも芸術は、たとえ「反芸術」「非芸術」な「コンセプチュアル」であろうとも、作品というマテリアルに具象結実してみせて初めて成立するという唯物論に立つんだけど。>『リアルのゆくえ』騒動 批評は、事象を二分して批評する/されるの、主体/客体の決定から始まる。 かって表現における権威は、権力存在によって保護された。為政者権力のパトロンという支配/保護が薄れてきたモダンの平地で、自律しかつ表現権力として表面張力を保つには、批評性というある種の毒を芸術作品の内部として持ち合わせていることが必須であった。ブルジョアジーの欲望に添いながらも、最後の一線ではその欲望に痛烈な一撃を喰らわせる創造。その裏切りのような作為が有効であればある程

    2008-12-10
  • 2008-10-28

    ワタクシも含めてひとは、いつも夢をみてぬくぬくしてるのが好きな慣性の動物だから、勝手知ったるとても狭い世界を認識して、その居場所の中で生きて死のうとする。そこさえいごごち良ければ、その外がどうなろうとも。。。 10月26日、渋谷での労働組合企画イベントで3名が逮捕された。 TBSニュース報道 http://jp.youtube.com/watch?v=_lDLdIRTRRA このリアリティツアーは、格差社会の頂点の様子をのぞきにいくという企画で、フリーター全般労働組合が企画したもの。 今回の第二回ツアーは、反戦と抵抗のフェスタのプレイベントとして企画されたもので、渋谷駅前に集合したのち、渋谷の駅から歩いて行ける距離にあるという、敷地だけでも62億円するという、麻生首相のお宅を見学にいこうという、なんとも「のどかな」企画です。 「これは無許可のデモなので、横断幕やプラカードはダメだ」というこ

    2008-10-28
  • 2008-08-16

    北京五輪に関連させるてここんとこのネタの流れからいくと、肉体と精神の向上の体現としてかっておこなわれた「オリンピック芸術(絵画・彫刻・建築・音楽・文学)競技」なんであるが、Wikipediaに書いてあるんでヤメ。時期的にはコミケなんで日中文化交流がらみを。。 コミケといいつつも、まずは前回の追加説明から。 端的に「人文」とは古来中国では、儒学教養と詩文能力を試される人格のことを指す。「人文画」というジャンルの始まりは、賤しい職業画工でない詩情&人格ある「士人の画」かどうか、明朝末期に唐〜明期の画家たちを人文的かそうでないかという分類をしたことによる。それと当時に禅宗が唐代に南北に宗派が分かれた後、北宗が衰え南宗が栄えたことにより、人文画=南画と位置づけ、北宗的画家たちを排除したのである。 そんな人文画を、前回かいた通りフェノロサ&岡倉天心たちは旧弊=江戸時代の形骸化した様式として厳しく断罪

    2008-08-16
  • 2008-04-27

    「新しい」とかいって貧困のリニューアルや押し付け合いをしてる場合では、もうないんだけどね。 朝まで生テレビが「新しい貧困」を取り上げた。ここで問題とされている「新しい貧困」とは、どうやら年収200万円程度の若年層(30代未満)を示す模様。 全体の新卒求人パイが、10年前の約半分になっていることと、従業員30人未満の中小企業の割合は全体の70%で、そこの正社員平均年収が200万円台(一部上場企業は500万円台)であること、貧困支援パネラーから何度も示される。 新卒求人の減少(+派遣労働者への変換)は、グローバリゼイションによる人件費抑制等のリストラ経営体質改善の余波であることが政府・経営サイドから説明される。それに対しては、工場に於ける期間工派遣労働の著しい逸脱例などが労働告発されているトヨタ等が高い利益率を上げ続け、株主への高い配当率の割に、労働者への還元がないことを指摘。 雇用対策として

    2008-04-27
  • 2008-04-05

    東アジアを繋ぐ発想はアジア主義か大アジア主義な「大東亜共栄圏」っきゃないのかといえば、そうではない。 『環日海諸国図(通称:逆さ地図)』環日海経済交流センター 富山県 http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1510/kj00000275.html このように地図をぐるりと反転してみれば、日海は東アジアの内海とも捉えられることがよくわかる。その日海に接する諸地域圏を「環日海圏」として移動・往来して生活していた人々の存在は、中央集権国家「日」史的目線からは、分断され「均一化」により隠ぺいされてきた。>網野善彦『日社会の歴史』 中央集権国の武力支配長の称号が東北地方制定する「征夷大将軍」だという事実を裏返せば、彼らは単に中央政権に追いやられる一辺倒の周辺雑民ではなく、その存在が脅威であったということを表す。事実、地の利と機動力を活かして日は基より渤海

    2008-04-05
  • 2008-04-01

    網野善彦は「日史の文書主義=実証主義の弊害は実に恐ろしく、世界史的にも稀である。」といい、中世&エゾの歴史を研究する海保嶺夫は「書かれていなければ、何もなかったとするような、とんでもない歴史認識がまかり通っていた」という。事実は、文字として記録された「書類」に事実の有無を規定されるものでないというのは、歴史にもあてはまることである。 戸坂潤は、思想の自由が方法論として解釈哲学→文学主義を産むのと並行して、文献学主義を産み、「現実の事物の代りに文書乃至文献の語源学的乃至文義的解釈だけに立脚する」極端な例として、歴史の文献学主義的な「解釈」を挙げている。 自由主義の意識は、その来の淵源を所謂経済的自由主義の内に持つにも拘らず、思想としての直接の源泉は之を政治的デモクラシーの内に持っている。だが自由主義思想は決してデモクラシーという観念内容に終始するものではない。それはもっと広範な観念内容を

    2008-04-01
  • 2007-07-18

    はひー。またたく間に月が過ぎてしまったぁ。んでも、納豆のようにネバる、この話題。。。 地方議員、学識経験者らでつくる「慰安婦問題の歴史的真実を求める会」とやらが、「慰安婦問題」を先月可決した米下院外交委員会に抗議書を14日に送ったそーな。主旨は 「性奴隷などという存在は全くなかった」。なんでも、「慰安婦は性奴隷ではなく売春婦だ」ということらしい。多少でも(たとえ紙くずと化した軍票でも)金銭対価授受があったのだから取引きは成立しており商行為で、従って一方的に搾取した「奴隷」状態ではないというのが、多分この会の皆様方の言い分なんであろう。 さてはて、それでは、かの地米国ではこの「性奴隷(sex slave)」という言葉、いったいいかなる歴史を背負っているのか、どういう意味で使っているのかということが見えてなければ、このハナシ、齟齬はつきない。 無論「奴隷」といえば、悪名高き黒人奴隷制度に端を発

    2007-07-18
  • 2007-06-16

    平沼赳夫元経済産業相(無所属)、島村宜伸元農水相(自民)、河村たかし衆院議員(民主)、屋山太郎、桜井よしこ等の国会議員超党派&言論グループが、14日付ワシントン・ポストに慰安婦強制否定の全面広告「THE FACTS」を出した。 1「慰安婦らが日軍によって強制的に慰安婦にされたことを示す歴史文書は存在しない」2「軍の指令は忠実に実行された新聞記事がある」3「規律違反は明らかになった時点で処罰された」4「反日キャンペーン後、慰安婦の証言は劇的に変化した」5「当時世界で当たり前であった公娼制度下の慰安婦の多くは、将校よりも優遇されてた証言がある」とする「事実」をもって、慰安婦決議案内容「性奴隷の罪」は歪曲であるとする。 THE FACTS http://nishimura-voice.up.seesaa.net/image/thefact_070614.jpg 当該英文と翻訳 http://d

    2007-06-16
  • 2007-04-13

    政治」も「政局」も、キライですが。。 前日、憲法調査特別委員会で自公「強行採決」された国民投票法案が、日、国民投票法案が衆院会議可決された。 http://www.asahi.com/politics/update/0413/TKY200704130227.html でー、安倍の横暴/右傾化と決まりのパターンでの抗議が護憲派からはわき起こっているが、しかし。まー、過去に書いたとり、憲法改正と国民投票法案は来は、まったく別問題。>id:hizzz:20070222、id:hizzz:20070223 そこでも書いたが、韓国では都合9回改正されていて、また改正するようなことをノムヒョン大統領はいっている*1。中国でも5回改定しており、「憲法改定」自体はアジアに於いても、一度決めたら絶対の「神聖不可侵」なものではない。わたしたちは、なにか硬直した堅いモノをおしつけられているような一の憲

    2007-04-13
  • 2007-04-08

    永遠の12歳、石原慎太郎。 「文明がもたらしたもっとも悪しき有害なる物はババア。」といっているのになぜ石原を支持しちゃうオバサンがいるのか問題。その中で書かれているとおり、なにも公然と「ババァ」というのは慎太郎だけじゃない。中には言われて喜んで笑っていることもある。 古いトコではケーシー高峰や毒蝮三太夫、最近ではみのもんた、明石家さんまもそろそろこのお仲間か、女性相手に客イジリをし下ネタや毒舌やはたまた慇懃無礼なあてこすりを投げ付けるという罵倒芸風がある。伝統的にいえば一種の幇間芸。慎太郎を怒らないで受け取るほうは、そのノリと同じなのであろう。 では何故怒らないで笑っているかといえば、「…んなこといっても、誰の股から生まれてきたんだか」てな感じの孫悟空に対する観音の手のひら的絶対優越感、出産の意味と実績を体得したリアルメタ身体である中高年女性が多いということなのではないだろうか。ネットに生

    2007-04-08
  • 2007-01-26

    ひと様のブログで半端な野暮天をしたので、う〜う〜目をこすりつつちとフォロー。 日は美しいです、という説明はまさに人畜無害、対外的には意味がないし、メッセージもないからである。「戦争をしない」というのは私とあなたが国家の対立のもとで、殺しあうことはないという実に直裁で現実的なものすごいメッセージなのである。別の角度から言えば、「戦争をしない国」というのは国旗や国歌よりもはるかに具体的で強力な日という国家のアイデンティティとして実効しているのだ。 id:kmiura:20070124#p2「戦争をしない国」 当ブログ上でも何度も書いてるが、理念とか美学とかは国でなくて、個人が勝手に持つなり持たないなりして活きていけばよろしい。で、あるので「戦争しない」とか「美しい国」を理念とすることは個人主権の範疇である>思想信条の自由。また、「国家の品格」なるものを自画自賛したり自己主張演出したりするこ

    2007-01-26
  • 2006-12-19

    「戦後のレジュームからの脱却」とやらは、ダレもしない。 私学助成、23年ぶり減額・07年度予算 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20061219AT1G1803H18122006.html 道徳しつけは公立、学問したければ自費私学。学能底辺層に配分するのはモラトリアム助長して非効率、と。>骨太方針 国立大学と私立大学の授業料等の推移 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/gijiroku/001/011201f/1101f3_12.htm と、ゆーわけで、私学と進学校公立が懇切丁寧に受験指導カリキュラムに勤しんだところ…、 「ゆとり」原因 学力不足深刻 大学の2割で補習 http://www.asahi.com/edu/news/TKY200612180150.html そんな生徒を、試

    2006-12-19
  • 2006-11-01

    いじめについては、「みんなって、あんたと、誰?」テーマで昔カキコしたものを含めて、新たに自己検証。 過去にカキコした通り、いじめはまず第三者不在の固定空間の風通しの悪さということにつきる。いままで考えてきたことのちょとまとめ。 ・囲い込みと多様性 親密感が高まるのは、なんらかの共通項=暗黙知をより多く共有することである。その共通項論理が成立する為に具合の悪い論理/実例をそぎおとし精度を高めることで価値を作り出す。そうした行為をもって相互確認することに充足感=自己利益を求める。そのような関係性で連帯したグループは、成員内で単一価値強化することが主眼となる。>ワクの倫理性id:hizzz:20040522、行為主体の意識id:hizzz:20040624#p4、自他の差別化id:hizzz:20061005#p1 ・統治秩序 単一価値に囲い込まれた場では、統治する/従うことのみが、自己確認の為

    2006-11-01